野平久仁彦先生が眼瞼けいれん手術をはじめました

こんにちは!普段使用している片栗粉の原料がジャガイモだったと最近知った金沢です。ご存知でしたか?

第60回日本形成外科学会学術集会in大阪(平成29年4月12日〜14日)。今回も情報交換してきました。戦慄を覚える、驚きのニュースですよ。
形成外科も職人の世界。優秀な外科医がいます。写真は「浅井東迎」沖縄出身のマスターが弟子を育てています

形成外科も職人の世界。優秀な外科医がいます。写真は心斎橋の「浅井東迎」。弟子たちが育っています

学会報告第一弾デス。

トップニュース: 「野平久仁彦先生が〇〇を始めた!」

野平先生の発表の趣旨は炭酸ガスレーザーを用いたまぶた手術。

『眼瞼手術におけるCO2レーザーの有用性について−第2法−』

まぶた手術の時に、電気メスの代わりに炭酸ガスレーザーを用いた。

  • 出血が少ない
  • 瘢痕(きずあと)は汚くならなかった
  • 手術時間も短縮した

というもの。

わたし個人の感想は

一番の問題は、レーザーのコントロールに習熟している必要があるということ。これは他の医師の意見も一致。難しいです。

野平先生は、日本を代表する、丁寧で綺麗な手術をする先生ですから、

「野平先生だからできるんじゃないの?」

という感想も正直あります。まあ、すごいです野平先生・・・・・・

 

驚きだったのが、発表の中でしめした手技。

Advanced Desensitization of Mechanoreceptors in Muller’s muscle

聞いたことありますか?略してADM.(ブログその1ブログその2

直訳すると、『ミュラー筋の機械受容器の感度を下げる手技』

眼瞼けいれんの治療に応用される手術手技です。

まぶたの縁(主に瞼板)につながっているミュラー筋を外し、ミュラー筋の緊張を取ってあげます。ミュラー筋が過度に興奮しているとの発想からです。

神経生理学に基づいたまぶた手術を行うことで眼瞼けいれんの治療をする医師は一握りです。ここに野平先生が加わったのです! 🙂

ADMは日本全国に受け入れられた手技とはまだ言えません。なぜなら、理論が難しいことと、治療結果が不安定だからです。

ミュラー筋は小さな血管が多く、かつ脆い組織。これを外すのは難易度が高い。

野平先生は動画で手術の様子を示しました。

顕微鏡下にミュラー筋を結膜から丁寧に剥離(はがして)していきます。あのデリケートな組織が従順に捌かれていきます。

あっぱれ! 🙄

最後に、術前術後の患者さんの顔を動画で示しました。

術前は典型的な眼瞼けいれん患者さんの表情。眉が下がって眉間にシワがより、しょぼしょぼした表情。
術後の動画では、、、眉が挙がってスムーズなまぶたの動きになっていました!

動画なので眼瞼けいれんが改善したことは一目でわかり、納得納得! 😉 

眼瞼けいれんに苦しんでいる患者さんにとって、希望の持てる発表であったことは間違いありません。

本当に嬉しい限りです。 😀

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