まぶた治療に特化した形成外科専門医が作った眼瞼下垂情報
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2013年

  • 2013年12月24日
  • 2020年5月21日
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キズの赤み

こんにちは金沢です。     christmas in austin / pixajen 丁度冬至を過ぎて闇の時間が最も長い時期となっています。 個々の住宅のライトアップされたクリスマスの照明がチカチカと瞬いてます。 暗い中でより一層映えますね。 新しい年を迎える胸騒ぎを覚えます。 さて クリスマスカラーと言えば 「赤」 形成外科手術で傷の赤みがとても長引くことがあります。 手 […]

  • 2013年12月12日
  • 2020年5月7日
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眼瞼下垂術後に何らかの不具合?

こんにちは、金沢です。 cc licensed ( BY ) flickr photo shared by Steve Hicks 消費者庁がレーシック手術に関して注意喚起を行っているようです。 「リスクを十分に理解して、安易に手術を受けないように」 とのことです。 医療行為にはリスクが伴うことは当然です。「絶対安全」はありません。医療を提供する側も誤解を与えないようにすべきです。 しかし、気にな […]

  • 2013年10月8日
  • 2020年5月7日
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「眼瞼下垂症手術ー私の工夫ー」シンポジウム

こんにちは、金沢です。 平成25年10月6日昭和大学形成外科学教室の同門会学術集会にお招きいただき、旗の台駅から伸びる商店街通りの背景にそびえ立つ高層建築物。昭和大学病院です。 シンポジウム「眼瞼下垂症ー私の工夫ー」 僭越ながら発表させていただきました。 発表内容は形成外科医なら無意識に使っている「とある手技」。 この手技に着目し、応用することで眼瞼下垂症手術時の出血を減らすことができるというもの […]

  • 2013年9月26日
  • 2020年5月6日
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眼瞼下垂症手術後の出血は防ぐことが出来るのか?

眼瞼下垂症手術の合併症の一つに出血(血腫)があります。 まぶたはもともと内出血しやすい部位です。転んでこめかみを打撲してもお岩さんのように紫色に腫れ上がることがあります。😭 残念ながら、まぶた術後の出血を0%にすることはできません。 しかし、出血の量を最小限にする努力は有効です。(下のリンクページをご覧ください) 出血(血腫)は99%が手術の日に生じるものです。従って、手術した日は極力安静に(患部 […]

  • 2013年9月12日
  • 2020年7月21日
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年輩で重度な眼瞼下垂も手術で治るのだろうか?術式選びのポイント

 こんにちは。金沢です。 年輩で眼瞼下垂が重度な患者さんは通常の眼瞼下垂症手術(腱膜固定術:挙筋前転法)で治療できるのか? 実は、高齢者で視野がほとんどないくらいに眼瞼下垂が進行した場合は、眼瞼挙筋の動きが弱く、通常の眼瞼下垂症手術(腱膜固定術)では十分な結果が得られないことがあります。 術中所見では、眼瞼挙筋が脂肪変性(いわゆる霜降り状態)しています。このような場合、最大量眼瞼挙筋を前転してもま […]

  • 2013年8月19日
  • 2022年8月21日
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なぜ目をこすると眼瞼下垂が進行するのか?

こんにちは。金沢です。 以下の人は眼瞼下垂の進行が早いです。 まぶたをこする習慣のあるヒト コンタクトレンズを長期に使用しているヒト なぜ、まぶたをこすったり引っ張ったりすると下垂になるのでしょうか? このマブタの縁へのつながりがとてもルーズになっているのです。眼瞼挙筋はまぶたを持ち上げる筋肉です。この筋肉は目玉の裏から目玉の上を回り込んで、マブタの縁につながります。 図のイラストの②が眼瞼挙筋腱 […]

  • 2013年8月6日
  • 2020年5月6日
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眼瞼下垂症治療でドライアイが治った?それって逆じゃないの?

「眼瞼下垂症手術をしてからドライアイの症状が改善した」 という声を良く聞きます。 一時的には、「流涙」と表現すべきほど涙が多くなる人もいます。そんな人は手にハンカチを持って目をぬぐっています。(目やにが多くなる人もいます。半年ほどで落ちつきます。) マブタが開くようになれば目が乾きそうですが、逆の効果ですね。 この現象は複数の形成外科医によって確認されています。(もちろんドライアイが強くなる人もい […]

  • 2013年7月19日
  • 2020年5月24日
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眼瞼下垂の手術術式は信州大学方式?

こんにちは金沢です。 眼瞼下垂症手術のやり方にも流派があります。 信州大学方式というのはそのひとつです。 信州大学松尾清先生が発表した術式が徐々に形成外科医に広まってきています。 こいずみ形成クリニックの小泉正樹先生のブログにありますように、 患者さんにとって、どの術式に基づいて眼瞼下垂症手術が受けられるか? は大きな問題でしょう。 挙筋前転法(腱膜固定) ミュラー筋タッキング ミュラー筋前転 挙 […]

  • 2013年7月16日
  • 2020年5月7日
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眼瞼下垂になるとまぶしくなる。それって逆じゃないの?

いよいよ夏本番。ここ埼玉も熱気の渦に巻き込まれています。日差しが強くてまぶしいですね! 「眼瞼下垂の時に強く感じていたまぶしさが、術後に改善した」 と聞くことがあります。 マブタが開きやすくなったのに?光が眼にたくさん入りやすくなったのに? ??逆の効果が表れていますね。 そのメカニズムに関して、瞳孔サイズの変化(信州大学の研究)仮説があります。 交感神経が優位になると瞳孔が開き、光がたくさん網膜 […]