- 2025年7月2日
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同じ医師で修正をくりかえすことの是非
“Insanity is doing the same thing over and over again and expecting different results.” アインシュタインが言ったとされる言葉。 「狂気とは、同じことを繰り返しながら、違う結果を期待することである」 言い換えると、「人は自分自身の思考様式を変えない限り、同じ問題にぶつかり続ける」 つまりひ […]
“Insanity is doing the same thing over and over again and expecting different results.” アインシュタインが言ったとされる言葉。 「狂気とは、同じことを繰り返しながら、違う結果を期待することである」 言い換えると、「人は自分自身の思考様式を変えない限り、同じ問題にぶつかり続ける」 つまりひ […]
その患者さんを初めて目にして、身体が戦慄します。今までの経緯を聞くまでもなく、壮絶な経過であったと想像されます。 ですが、わたしが動揺してはいけません。まずは安心してもらわないと…以後の経過は後半で。 思考実験です。 僕らの手には生命線がありますね。グーパーすると分かりますが、物を掴んだり、ピンチ動作する時に深く折れるシワです。機能的なシワです。 想像してください。もし、ここで折れ曲 […]
過去にまぶたの手術をした。だけど「不自然さを解消したい」という女性。 どこをどうすれば”不自然さ”を解消できるのか? 少なくともこれを一言で表現することはできません。いわんや患者さん側がこれを言語化することは難しいです。 「どうすれば?」の前に、今現在起きていることを知ることが先です。 問題点を可能な限り抽出し、言語化します。私はこれを”因数分解”と呼びます。 様々な要因の […]
最も避けたい合併症といえばこれ。 開きすぎて、目の形のピークが強すぎて三角に。さらにまつ毛がピンと上をむいてウォーターライン(結膜)が丸見えに。 過矯正(かきょうせい)とも呼びます。 矯正の度合いをうまく調整する必要があるのが、眼瞼下垂手術の難しさ。 控えめがいいかな?もう少しメリハリがつくようにした方がいいかな? その匙加減に”幅”があるのです。 終わってみて、「なんだか […]
「眼瞼下垂手術を受けたら目が開きすぎて辛い、しんどい」 過大開瞼。びっくり目になり、目も閉じにくくなります。そして精神的にもストレスが大きいです。 まれですが、たまにある合併症。治すのは難しいって聞いたことありますか。 なぜ難しいのか。どう治療していくのか、お話しします。 開きすぎたまぶたを治す治療 眼瞼挙筋の前転が強すぎます。これを戻す作業になります。後転術です。(締め過ぎたウェストのベルトを緩 […]
他院修正 広すぎる二重幅とハム目を治したい。 あなたならどんな仕上がりを予想しますか? 提案したいことは、ただ一つ。皮膚切除はしないこと。眉からの距離を十分に確保することです。さもないと深みのあるメリハリのある二重ができません。 一年以上経過しました。ぱっと見自然に落ち着いたようですね。 そしてね、皮膚余ってないでしょう?切除したら目も当てられませんよね。 #他院修正 #形成外科専門 […]
過去に二重の切開手術を受けていると眼瞼下垂手術が難しいって聞いたことありますか? 切開したことのあるまぶたの眼瞼下垂手術 執刀医にとってはほとんどが他院修正となります。つまり以前の手術の内容がわからない状態。 まぶた内部の状況は幅があります。眼瞼下垂手術がやりやすい状態のこともあれば、お手上げ状態であることもあります。その振れ幅が大きく、手術時間も3倍のスケールで違ってきます。 手術を難しくしてい […]
質問箱の回答をします。誠心誠意お役に立てるようお答えしたいと思います。新しいものが上になるように更新します。本記事は続々編です。質問(意見箱)アーカイブシリーズ1、アーカイブシリーズ2 質問ご意見フォーム 眼瞼下垂の手術後に眉下切開を行い40日経過したところです。眉下あるあるですが眉が大きく下がり目との近さに大変に戸惑っているところです。これに対処するには額のリフトするしかありませんか?またこの後 […]
「金沢医師の眼瞼下垂手術の優位性はなにか?」 「金沢医師は何ができるのか」 この問いに対する答え。 前提にあるのは汎用の技術の積み重ねであるということ。「俺の〜」「金沢式〜」なるものはなく、あるいは一千万円の機材を必要とするようなこともありません。金沢じゃないとできない術式なぞ存在しません。 ただ根本に存在するコンセプト、基本原則、理念、哲学はあります。自分なりに頭を整理することを目的に言語化しま […]
質問箱の回答をします。誠心誠意お役に立てるようお答えしたいと思います。新しいものが上になるように更新します。本記事は続編です。質問(意見箱)アーカイブシリーズ1、、シリーズ3はこちら 眼瞼下垂症の手術を行った場合、目の周りのマッサージや目を見開くなど、まぶたを故意に動かすことで糸が緩むことなどありますか?日常生活で注意しなくてはいけないことがあったら教えて下さい。 糸が緩む事はありません。しかし柔 […]