鳥居清長,吉原の花見|フィラデルフィア美術館浮世絵名品展

こんにちは、静岡市の金沢@静岡厚生病院です。

静岡市美術館にてフィラデルフィア美術館浮世絵名品展を開催中です。眼瞼下垂外来終了後に寄り道してきました。

吉原の花見 鳥居清長
吉原の花見 鳥居清長

大判錦絵3枚続 天明5年(1785) フィラデルフィア美術館蔵 公式サイトより

美人画を八頭身で描いた鳥居清長

吉原の遊女たちと禿(かむろ:遊郭に住み込む幼女)らが夜桜を嗜む様子です。足元に提灯があることから夜であると推定されるとのこと。綺羅びやかな服装で気品も感じます。当時の文化の成熟度が推し量られます。豊かな社会であったと想像されます。

一方、禿(かむろ)は遊女の身の回りの世話をしながら遊女の仕事を学びましたが、そんな幼きときから仕事内容を理解していたのでしょうか。複雑な気持ちになります。しかし、高級遊女(花魁?)になるために教養も必要で、格式高い職業として誇りを持っていたのかもしれませんね。

錦絵とは多色刷り木版画のことですが、相当数発行されたのではないでしょうか。それなのに海外の収集家から発見されるのですね。保存していただいてありがたいことです。

そしてこの歌舞伎役者。

東洲斎写楽《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》
東洲斎写楽《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》

 ぐっと口角を引いて、思い切り寄り目。デフォルメされた顔の表情と、異質なボジションの手。写実的な描写と対照的です。日本漫画文化が世界で人気ですが、日本人はデフォルメするのが昔から得意なのでしょうか。

歌舞伎の「カンカンカンカン・・・」と、附け打ちの音が聞こえてきそうです。

こちらの考察が非常に参考になります。

美術館・アート情報 artscape

今になおすと500円位の価値で当時販売されていたとのこと。そんなに安ければ大事にしないし、ましては代々受け継ぐなんてこともしないでしょう。だから浮世絵は日本には残っていないのですね。

ところで、9月19日から春画展(東京都文京区の永青文庫にて)が開催されるそうです。喜多川歌麿や葛飾北斎などの作品が並ぶそうです。が!18歳未満は入場禁止とのこと。どれだけ過激なの?

 

 

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