金沢 雄一郎
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金沢 雄一郎

眼瞼下垂治療に特化した形成外科専門医。新潟大学を卒業後は千葉大学形成外科学教室へ入局。2016年からは独立医師に。眼瞼下垂の啓発活動を続けています。プロフィールをもっと詳しく

  • 2020年4月3日
  • 2020年3月30日
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眼瞼下垂診断の「眉ブロックテスト」は何を評価しているのか?

眉ブロックでの診断 「眉が上がらないように指で押さえた状態で目が開くかどうか」 これが「眼瞼下垂のチェック方法」のひとつでしたね。 さて、この「眉ブロック」は何を見ているのでしょうか? 眼瞼下垂には前葉下垂タイプと後葉下垂タイプがあります。そう、まぶたには厚みがあり、前葉と後葉との2枚のプレートからなるのでしたね。 真の眼瞼下垂では後葉が下垂しています。偽の眼瞼下垂では前葉が下垂しています。 真の […]

  • 2020年3月27日
  • 2020年3月28日
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せっかく眼瞼下垂の手術をしたのに、皮膚がむしろかぶさってくる?

写真のAとB、CとD、EとFを見比べてください。それぞれ同一人物です。違いが分かりますか?(出典は下に記載) 左は治療前、右が治療後です。 眼瞼下垂の修復で、ふたえ幅は狭くなる(狭くする) 眼瞼形成後(皮膚たるみとり、脂肪切除、眼輪筋切除など)の特殊な病態(幅の広い二重、目の上の落ち窪みなど)を指摘し、これを修復しますという主旨 ◎Clin Ophthalmol. 2019; 13: 2035–2 […]

  • 2020年3月20日
  • 2020年3月23日
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パッチリ二重にしない、顔の印象を変えない眼瞼下垂治療

「顔を変えた」様に見られたくない。 「派手な顔」になりたくない。 そのように訴える人がいます。だとすると、眼瞼下垂の治療に抵抗がありますよね。 眼瞼下垂の治療をすると二重になる 確かに、顔の印象は少なからず変わります。 目が大きくなることの他の大きな変化として、「二重になる」ということが挙げられます。 しかし、「二重」は招かれざる変化という人もいるのです。 生まれてから何十年もその顔と付き合ってき […]

  • 2020年3月13日
  • 2020年3月13日
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ふたえの幅の左右差

二重(ふたえ)の幅って何? 「ふたえの幅」って、ふたえの谷間が奥に引っ込んだ「奥二重」から、広~く見える「幅広ふたえ」があります。 この「二重幅」は、一般的には「見かけの二重幅」を指します。 “pretarsal show” (プレタルザルショー) 直訳すると「瞼板前の皮膚が隠れずに見えている部分」 となります。“apparent crease hight”(見かけの二重幅 […]

  • 2020年3月6日
  • 2020年3月6日
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雑記:医学部一年生の時に滞在した六花寮(りっかりょう)

新潟大学の六花寮 私が在学したのは新潟大学医学部です。 当時医学部一年生は一般教養課程を履修しました。 医学部の教育は2年目からだったのです。 1年目は「全学」という医学部以外の学部があるキャンパス(医学部からは大分離れた場所)でした。その1年目だけ私はその学生寮に滞在しました。 「六花寮」という、あらゆる学部の男子学生が入居していた昭和の建物がありました。窓はステンレス じゃ […]

  • 2020年2月28日
  • 2020年2月13日
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雑記:これからの成長産業って何だろう??🤔

ほんの少し未来の成長産業 もし、自分が過去に戻り、医学以外の道を進むべく大学へ行く機会があるとすれば、、、何を勉強したいか? あなたはどう? 私は・・・ 「農業」かなあ。 IT(Information Technology)は新しすぎるし、大学でしか学べないことは少ない。一方、農業は1000年の歴史があり、蓄積された知識はそれはそれは膨大で大学でしか学べないことが多そう。 なんとなくアスパラガスの […]

  • 2020年2月21日
  • 2020年2月22日
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眉下切開で上まぶたのたるみをとった。眉が下がって効果半減

眉下切開(上眼瞼リフト)で眉位置が下がる 眉下切開が普及してきました。侵襲が小さいのと、まぶたの前葉が下がる「偽眼瞼下垂」に対するシンプルかつ合理的な術式です。 以前の記事で「眉下切開術後に眉が下がる」ということを指摘しました。 何ミリ程度下がるのか?はやってみないと分かりません。個人差が大きいです。 今回は絶妙な位置にホクロがあり、その結果眉位置の変化をわかりやすく捉えることができた貴重な経験を […]

  • 2020年2月14日
  • 2020年2月15日
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雑記:熟練した外科医とは?ひとつは「フレームレート」だと気づいた

手術が上手とは?熟練しているとは? 手術を受けるなら熟練した外科医にお願いしたいですよね。 一方、外科医だって手術が上手になりたい。経験を積むごとに手術手技が洗練されていく外科医師。 熟練度とは?一体何が違うのか?経験が必要なのはわかりますが、経験によって何が培われるのでしょうか? 段取り?知識?センス? 「0.1秒で行われる動作を、自分の中では100コマのスローで再生できる。その中の3コマの動作 […]

  • 2020年2月7日
  • 2019年12月10日
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フルオレセインで目のキズをチェック

歳をとって現れる「逆さまつげ」 退行性眼瞼内反症(たいこうせいがんけんないはんしょう) 下まぶた自体がくるりと内向き(眼球側に)まくれ込んでしまいます。 その結果、まつ毛や皮膚そのものが眼球に触れるようになります。 ショボショボ感が強くなります。目の表面に異物が入っているようなものですからね。 目がショボショボするということは、表情もそんな感じになるのです。 眩しそう しかめ面 悩みのあるような […]

  • 2020年1月31日
  • 2020年2月4日
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「やってみないと分からない」思い通りにいかないのが眼瞼下垂症手術

やってみないと分からない眼瞼下垂症手術 「まぶたが上がれば眉は下がる筈・・・」 「切開したところがふたえの谷間になる筈・・・」 理屈ではそうです。大体はそれで合ってます。 しかし、そうならない人もいます。 患者さんの特性もあれば、術者の技量にもよるでしょう。 まぶた手術ではデザイン通りの結果にならないことは往々にしてあります。 この点はあらかじめ理解、承知しておく必要があります。 生きた人間がター […]