金沢 雄一郎
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金沢 雄一郎

1974年生まれ。医師、医学博士。眼瞼下垂治療に特化した形成外科専門医。大学病院で眼瞼専門外来を設立。2016年からは独立医師に。眼瞼下垂の啓発活動中。プロフィールをもっと詳しく

  • 2021年3月30日
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眼輪筋の役割とそのトラブル

目を開く(まぶたを持ち上げる)筋肉があれば、目を閉じる筋肉があります。 それが「眼輪筋(がんりんきん)」 まぶたのメイン筋肉です。実は眼瞼挙筋ではありません。 目を閉じること(閉瞼(へいけん))は、 まぶたの役割としてもっとも優先されるべき機能です。 露出した眼球を守るためです。 もしまぶたがなかったら眼球は損傷して失明します。 今回はそんな大事な役割をする眼輪筋の姿を追っていきます。 眼輪筋の解 […]

  • 2021年2月19日
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まぶた手術後の違和感

まぶたの手術後に現れる違和感 二重全切開+ROOF切除+眼瞼下垂の手術を受け3ヶ月になりますが、術後1ヶ月を過ぎたあたりから眉間やその少し上の額付近(鼻根筋、皺眉筋?)がつっぱったような症状が発生しました。 さらに同じ頃から両目とも強いつっぱり感が現れ、上を向くことは不可能で正面をずっと見続けることも難しい状態が続いています。伏し目がちに過ごす日々が続いています。 また、眉間が凝る、上方視、正面視 […]

  • 2021年2月6日
  • 2021年3月8日
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【上まぶたの逆さまつ毛(内反症)】その問題点と治療方法。手術の問題点と費用

上まぶたの逆さまつ毛。 目がゴロゴロします。まつ毛が目の表面にガサガサあたるからです。 まずは写真をご覧ください。 上のまつ毛が目の表面に向けてニョキニョキ伸びています。 まつ毛の硬い先端が目の表面(角膜)をツンツンつついて傷をつけてしまいます。 それだけでなく、まぶたの肌や内部、視力にまで悪影響を及ぼします。 今回は3人のモデルさんとともに「逆さまつ毛」の対処法を解説します。 上まぶたの逆さまつ […]

  • 2021年1月29日
  • 2021年1月31日
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眼瞼下垂治療のことを学べるオススメYouTube動画

「眼瞼下垂っていったい何?」 「がんけんかすい」ということば自体、馴染みがありませんよね。 そんな人に3人の形成外科医のYouTube動画を紹介します。 これを見れば、「眼瞼下垂とは何か?」「治療を選ぶにあたって悩むこと」などがざっくり解決します。 眼瞼下垂治療を検討している人向け動画 「わかりやすさ」、「客観性」、「利益誘導型でないこと」を基準に金沢が選びました。 視点がそれぞれまったく違うが故 […]

  • 2020年12月25日
  • 2021年3月8日
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眉への吊り上げ法。眼瞼下垂手術後の予定外線予防のために

「ふたえの谷間の高さが予定外のところにできてしまう」 まぶたの手術でよく起こる併発症です。 これを予防もしくは修正するときに用いる手技が「眉への吊り上げ」。 本記事では具体的な手技とその経過、課題などをまとめました。最後に吊り上げ中の動画もご覧になれます。 ふたえの谷間を狙った位置につくる 「眉毛吊り上げ」 「まゆへの吊り上げ」 などとも呼ばれます。 いったい何を吊り上げるのでしょうか? それは、 […]

  • 2020年12月10日
  • 2020年12月11日
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眼瞼下垂手術で失明…

「眼瞼下垂症手術で失明するトラブルはあるのか?」 眼球の近くの手術だけに心配ですよね。 「眼瞼下垂手術の出血で失明を起こすリスクがある」 このように形成外科医は教育されています。 日本では年間に2万人以上が眼瞼下垂手術を受けています。しかし、「失明した」という話を聞きません。 本当に失明を起こすことはあるのでしょうか? 実は… … 文献的には… 「ある」のです。 まぶたの手術で視力障害を引き起こす […]

  • 2020年11月30日
  • 2020年12月1日
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眼瞼下垂術後の物の見えにくさの原因|チェックリガメント仮説、プリー仮説

「片目ずつならちゃんと見えるのに、両目だと見えない」 「歩いていると乗り物酔いのような感覚に」 眼瞼下垂手術直後に両眼視が難しくなるのを感じた患者さんがいました。 なぜそのようなことが起きたのでしょうか? … それは、 眼球および外眼筋は線維性結合組織で支えられているからです。 チェックリガメント仮説 眼球は眼窩と呼ばれるソケットの中に浮いています。 眼球はソケットの壁にぶつかったりしませんね。 […]

  • 2020年10月30日
  • 2020年12月4日
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辛さを感じる受容体が肌にもある|カプサイシンレセプター

まぶたへの麻酔薬の注射で感じるピリピリ。 これはカプサイシンを感じる受容体が反応しているのです。 カプサイシンといえば「唐辛子」。食べると辛さと痛み(灼熱感)を感じますね。 口の中に「辛さと痛みを感じる受容体(レセプター)」があるのです。 TRPV1 transient receptor potential 1997年に発見された神経末端の受容器です。最近の発見。 肌、腸管(口だけでなく肛門にも) […]

  • 2020年10月16日
  • 2020年10月16日
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YouTubeで手術動画の削除措置を受けた経験から学んだこと

子供が”ユーチューバー”になりたいと言ったら親としてどうアドバイスしますか? 実は私、アップロードした動画を削除される経験をしました。 そこから得られた教訓、それは「ある程度は仕方がない。依存しないこと」でした。 YouTubeから事前の警告もなく私の動画が突如削除 「ガイドラインに違反した」とのこと。 内容は粉瘤(表皮嚢腫、アテローム)の摘出手術です。 私の指導医の小泉正 […]

  • 2020年10月3日
  • 2021年3月8日
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眼瞼下垂手術でたるみとりは必須か?治療の本質を見落とさないことが大事

眼瞼下垂手術における皮膚のたるみ切除は必ずしも必要ではない 眼瞼下垂手術の目的。それはまぶたの中身のエラーを修復し、視野を広げること。まぶたを持ち上げやすくすること。 まぶたのエラーとは眼瞼挙筋がうまく機能しないことです。その結果、まぶたが持ち上がりません。 例えると、 テニスをしていて足関節のアキレス腱が切れてしまった状態。爪先立ちできない状態です。 この時の治療の目的は何でしょう? それはアキ […]