さあ、手術が無事に終わりましたね。本当にお疲れさまでした。「ふう、これで長年の悩みから解放された…」と、体の凝りをほぐすためにサウナにでも行って一汗流したい気分でしょうか?
でも、ちょっと待って。厳しいことを言いますが、手術室を出た時点では、まだ50点です。残りの50点は、今日からあなたが家でどう過ごすか、つまりアフターケアにかかっています。
「えっ、怖い」と思わせてごめんなさい。でも大丈夫。難しいことは何もありません。ただ、よかれと思ってやったことが逆効果になる悲劇を避けたいだけ。あなたの新しいまぶたを100点に近づけるための、正しい過ごし方をお伝えします。
眉下切開術後のアフターケアを、3つの時期に分ける
「術直後から翌日」、「翌日から抜糸まで」、「抜糸後」のみっつに分けます。
術直後から翌日
想像してください。手術が終わったら身を整えて会計手続きです。それから帰宅。電車で帰る人。誰かさんに車で送ってもらえる人。
自分で運転しなければ、帰宅手段は自由。
この帰宅途中で、傷口から血が滲むかもしれません。そしたら、ガーゼで受け止めます。(「血が頬を伝って垂れてきてホラーだった」というコメントを頂いたこともあります)
なぜ血が出てくるのでしょうか?手術後1時間くらいしてから、小さな出血がじわりじわりと始まるからです。それまではきゅっと縮こまっていた組織が、じんわり緩み始めるのです。
このとき、濡れガーゼのほうが効率よく吸い出すことができます。(ガーゼでゆるく圧迫することもあります)
家についたらクーリングケア。濡れガーゼでOK。ガーゼを固定した場合は、上から保冷剤でも。(ただし冷却は必須ではありません)
お休みになるときは、枕をふたつ置いて頭を高くするといいかも。
- ドレナージ
- クーリング
- 頭を高く
食事は制限ありません。飲酒・運動・入浴は避けて。傷がズキズキしてきたら、処方された消炎鎮痛剤を内服しましょう。今夜はぐっすり眠れるでしょう。
翌日から抜糸まで
上半身は起こすこと。だから日中は普通に活動することです。カラダを横にしていると、頭に血が上って顔がむくみやすくなります。顔がほてる行為は腫れを助長しそうです。飲酒、激しい運動、入浴などは控えて。
逆立ち、腕立て伏せもダメだってわかりますよね。
クーリングもおすすめですが、マスト(必須)ではありません。たいして効果がなかったとの報告もありました。
洗顔、洗髪もOK。目が閉じにくいので、石鹸が目に入りやすいので注意。当面はぬるま湯のみで優しく洗顔しましょう。そして、水気をやさしく拭ってからワセリンを傷口に塗ります。綿棒があるとやりやすいでしょう。傷は開放状態でOK。縫合の糸はむき出しでいいんです。
お出かけするときはサングラスやメガネでカモフラージュ。身体は元気で動きたがってます。日常の身の回りのことは普段通り行ってください。
- 洗顔洗髪OK
- 上半身は起こす
- 冷やす
- ワセリンでキズケア
こちらの記事は眼瞼下垂手術後のケアですが、参考になるでしょう。
抜糸後(約一週間後)
本格的に社会復帰です。
さあ、特殊なアフターケアはもう不要(元々特殊なケアはないけど)。メークもOK。
きずのかゆみを感じる人は、ワセリン使用を継続しても問題ありません。
打撲に気をつけましょう。人と接触するスポーツなどは一ヶ月程度は控えたほうがよいかもしれません(ランニングや筋トレはOK)。水泳のゴーグルは1ヶ月は控えることをおすすめします。つまり自発的に動かすのはよいが、外からの衝撃には弱いと理解してください。
まつげパーマは?マスカラは?基本的に問題ありません。ですが何かトラブルがあった場合に後悔してしまう繊細な心をお持ちの方は、1ヶ月後からにしましょうか。
ボトックスは?顔のエステは?基本的に問題ないと思います。ですが何かトラブルがあった場合に後悔してしまう繊細な心をお持ちの方は、1ヶ月後からにしましょうか。
日焼けは?しない方がいいかも。心配な方は外出時にサングラスを着用してください。
数カ月はまぶたの形状は落ち着きません。鏡とにらめっこしても精神を消耗します。「まぶたの手術をしたことを忘れて生活しましょう」がわたしの合言葉です。
- 基本的に自由、むしろ動かす
- 物理的な強度な負担は1ヶ月控える
- まぶたの手術をしたことを忘れる

あとがき
目周りの手術もそうですが、抜歯後も色々と気をつけることがありますね。親知らず、ついに4本目(右下)を抜きました。横向きに生えてくる生意気なヤツ。分割して摘出。ふううう。しんどい。炎症を抱えてるのがわかるので、刺激しないように生活します。


