妊娠するとまぶたのたるみ(眼瞼下垂)が加速する!その対処法とは?

こんにちは、金沢です。

まぶたのたるみ(眼瞼下垂)の相談に来院する患者さんの9割は女性。妊娠出産の経験はありませんか?妊娠するとまぶたのたるみが加速します。どうしてでしょうか?
妊娠すると身体中のコラーゲンがゆるみやすくなります。
妊娠すると身体中のコラーゲンがゆるみやすくなります。

妊娠による眼瞼下垂症

Bear’s 眼瞼下垂』にも記述されています。”妊娠眼瞼下垂症”

※文献的にはまぶたのたるみ(眼瞼下垂)と妊娠との関連を指摘したものは少ないようです。

リラキシンが主犯の可能性

生理学的根拠、それはコラーゲンを緩めるホルモン、「リラキシン」です。

胎児を育て、出産に備えるためのホルモン。骨盤の靭帯を緩めます。子宮や腹壁を引き伸ばしやすくしています。

しかし、そのホルモンの副作用として、

  • お腹が割れる
  • 腰痛
  • 恥骨痛
  • 大動脈解離

ということがわかっています。

嫌ですね〜

そして、結合組織である挙筋腱膜も緩む可能性があります。(どなたか挙筋腱膜にリラキシン受容体があるかどうか調べてください!)

眼瞼挙筋の腱膜成分がゆるんでしまえば、眼瞼下垂(まぶたのたるみ)がすすむことは自明の理です。

妊娠出産を多く経験するほど、まぶたのスジはリラキシンに曝されることになります。

むくみも関係するか?

妊娠中はむくみやすいひともいますね。むくみは眼瞼挙筋腱膜を伸ばしてしまう機械的ストレスになります。

体重増加も関連するか?

まぶた外来の問診で、妊娠時に10キロ以上体重増加した経験を持つ人の割合は7割以上。(まぶたの相談に来ない経産婦がどの程度の体重増加ですんでいるのかは不明)

体重増加は原因か結果か?は不明。

体重増加の結果、顔が太って挙筋腱膜が緩む可能性があります。一方、体重増加の原因となる、妊娠中のホルモンバランスやむくみの結果として挙筋腱膜がゆるむ可能性もあります。

[aside type=”normal”]肥満は眼瞼下垂のリスクファクターです。[/aside]

妊娠による眼瞼下垂を予防する方法は2つ

  1. まぶたへの物理的負担を減らす
  2. 体重増加をしない。むくみを制御する。

(1)まぶたへの物理的負担について

  • コンタクトレンズは控えてメガネにする
  • メーク落としのストレスを減らすためにもメークを控えめにする
  • まぶたをこすらない

を徹底しましょう。

[voice icon=”https://manabuta.jp/wp-content/uploads/2017/05/c14176b8e7bba9b67e7f617482a24926.jpg” name=”かなざわ” type=”l”]妊娠したと分かったら、兎にも角にもまぶたをいたわりましょう。[/voice]

 

(2)過度な体重増加を控える。むくみを制御する。

まぶたが太る、むくむほどに挙筋腱膜は引き伸ばされます。

担当の産婦人科医師や助産師さんたちと相談してください。

 

妊娠すると身体中のコラーゲンがゆるみやすくなります。
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