片側だけ眼瞼下垂になるケースも
片側だけの下垂でもしょぼしょぼしているようなまぶしそうな表情になることがあります。
「両側」の手術適応か迷うことがあります。
この患者さんは左目が効き眼(優位眼)と診断しました。
そのため、右の手術で左目が下がってしまうこと(ヘリング効果)は出にくいと判断しました。
この患者さんは「右まぶた」だけ治療を行いました。
それだけでもまぶしそうな表情が改善しました(左の方がわずかにアンダーな傾向は残りました)。
もし右目が効き目(優位眼)ならば右まぶたの手術だけ行うと左まぶたが下垂してしまうかもしれません(ヘリング効果)。その場合は左瞼の治療も必要になります。
眼瞼下垂の啓蒙活動目的での写真使用を承諾していただきました。ありがとうございました。(静岡県の患者様)