- 2024年3月10日
- 2024年3月19日
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公開質問(意見)箱アーカイブ
質問箱の回答をします。新しいものが上になるように更新します。 質問ご意見フォーム 6個の形成外科、美容外科に行きましたが伝えられる重症度は医師によって違います。眼瞼下垂ではないという人もいれば重度の眼瞼下垂という人もいます。こんなにも大きな裁量の差があるのに驚いていますが良くあることですか? よくあることです。「眼瞼下垂」って抽象的な概念です。「老化」みたいなワードと同じ。あなたを見て「う〜ん老け […]
質問箱の回答をします。新しいものが上になるように更新します。 質問ご意見フォーム 6個の形成外科、美容外科に行きましたが伝えられる重症度は医師によって違います。眼瞼下垂ではないという人もいれば重度の眼瞼下垂という人もいます。こんなにも大きな裁量の差があるのに驚いていますが良くあることですか? よくあることです。「眼瞼下垂」って抽象的な概念です。「老化」みたいなワードと同じ。あなたを見て「う〜ん老け […]
「今やるべきですか?」 「2回できるのですか?」 「再び下がったらまたやるべき?」 とてもよく聞かれる質問。この質問、本質的には同じものです。 それは 「比較的若い今やるともうできない(二度とチャンスはない)のではないか?」 と言う悩みが根底にあるのです。 いつやるべきか? 困った時がその時です。あえて先延ばしにする必要はありません。 治療を終わった患者さんから「こんなことなら早くやっとくべきだっ […]
眼瞼下垂症手術(挙筋前転法)の手術動画 と一言でいっても術者により多種多様。インターネットには術式動画が複数見られます。 あくまでいち外科医の手術です。良い悪い、優劣、すべきすべきでないを議論するつもりはありません。 また医学技術は進歩するもの。日々アップデートされるから少なからず技術も陳腐化するものです。 しかしながら本質は変わりません。 2017年と2022年の手術動画。比較することで見えてく […]
手術の際、執刀医のそばに見学者がいるのを見かけることがあるかもしれませんね。それを見て、自分が何かの展示物のように感じることもあるかもしれません。しかし、その見学者の存在には、とても大切な意味があるんです。 見学者(オブザーバー)の存在意義 これらの見学者は、医療の教育の一環として、手術室にいることが多いんです。彼らは新しい技術を学び、医療の質を高めることを目的としています。私自身も、全国の外科医 […]
手術が無事に終わりました。さてその後どうしたらよいのでしょうか。 あなたにできることは? ※これは私のところの話です。実際に手術を受けたらその医院の説明を受けてください 術直後から一週間 会計手続きをすませて帰宅します。電車で帰る人。誰かさんに車で送ってもらえる人。 自分で運転しなければ帰宅手段は自由です。基本的に。 で、この帰宅途中で傷口から血が滲むかもしれません。だからガーゼで受け止めます。「 […]
裏どめの埋没は必ず医師に申告して 埋没は普遍的な手技。一般的には結び目(糸玉)は皮膚側にあります。これを「表どめ」といいます。 一方、結び目を瞼の裏側に置く方法があります。「裏留め(うらどめ)」です。表から見えないメリットがあります。 通常の埋没法は結び目(糸玉)が皮膚の下にあります。一方、裏留め埋没法は結び目が結膜側(眼球側)にあります。 裏留めをした方は強く認識しておいてください。気高く念じて […]
セレブの顔がおかしくなってきた。なにか入れすぎてる感がすごくて顔が人間離れしてきてる。 セレブの画像や動画をみてこのような感想をいだいたあなた。そうなのです。世界的にも問題として取り扱われはじめました。 Overfilled Syndrome 入れすぎ症候群 フィラーを顔に注入して若返り。唇や顎に入れてより魅力的に。 手軽でダウンタイムも短いことから人気のある美容医療。フィラー(ヒアルロン酸製剤) […]
「〇〇が起こる可能性はありますか?」 可能性があるか?に対する答え。 本来「可能性」は「ある」か「ない」かの二者択一です。コインの表裏。 つまり「可能性possibility」に「程度」はありません。 仮に「可能性が50%」と表現すると、裏でもあり同時に表でもある状態となり、シュレーディンガーの猫になってしまいます。これはナンセンス。 もし程度を用いたい場合は「確率(蓋然性)probability […]
また私の他院修正本棚に1冊追加されました。挙筋腱膜とROOF(ある種の脂肪組織)との間をグルグル往復するナイロン糸。 頭の中が???となります。(今回は個人的見解の記事です) 他院修正の本棚 まぶた治療に専念して20年近く。まだまだ知らない世界があります。自分が体得した手術方法など数あるなかのひとつ。周りを見渡せば術式はいくらでもあります。 他医が執刀した手術の修正をするに当たっては、世間で行われ […]
眼瞼下垂手術はまぶた内部の修復。 まぶた内部の機能が変化します。そして表情筋の緊張バランスが変化します。 つまり顔つきが変わるわけ。 目つきの変化 目が開きやすくなると同時に眉が下がります。目と眉が近くなりますね。 これだけでも目の印象がキリッとした雰囲気になります。 一方目と眉の間にあるボリュームが圧縮されるので厚ぼったさが出てくることもあります。 それだけではありません。 眉間にしわがより、鼻 […]