まぶた治療に特化した形成外科専門医が作った眼瞼下垂情報
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医学の勉強

  • 2023年7月31日
  • 2023年8月2日
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可能性possibilityと確率(蓋然性)probability

「〇〇が起こる可能性はありますか?」 可能性があるか?に対する答え。 本来「可能性」は「ある」か「ない」かの二者択一です。コインの表裏。 つまり「可能性possibility」に「程度」はありません。 仮に「可能性が50%」と表現すると、裏でもあり同時に表でもある状態となり、シュレーディンガーの猫になってしまいます。これはナンセンス。 もし程度を用いたい場合は「確率(蓋然性)probability […]

  • 2020年10月30日
  • 2020年12月4日
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辛さを感じる受容体が肌にもある|カプサイシンレセプター

まぶたへの麻酔薬の注射で感じるピリピリ。 これはカプサイシンを感じる受容体が反応しているのです。 カプサイシンといえば「唐辛子」。食べると辛さと痛み(灼熱感)を感じますね。 口の中に「辛さと痛みを感じる受容体(レセプター)」があるのです。 TRPV1 transient receptor potential 1997年に発見された神経末端の受容器です。最近の発見。 肌、腸管(口だけでなく肛門にも) […]

  • 2020年3月27日
  • 2020年6月16日
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せっかく眼瞼下垂の手術をしたのに、皮膚がむしろかぶさってくる?

写真のAとB、CとD、EとFを見比べてください。それぞれ同一人物です。違いが分かりますか?(出典は下に記載)左の列と右の列との比較です。 左は治療前、右が治療後です。 眼瞼下垂の修復で、ふたえ幅は狭くなる(狭くする) 眼瞼形成後(皮膚たるみとり、脂肪切除、眼輪筋切除など)の特殊な病態(幅の広い二重、目の上の落ち窪みなど)を指摘し、これを修復するという論文です。 ◎Clin Ophthalmol. […]

  • 2020年1月24日
  • 2020年6月16日
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血管迷走神経反射って?眼瞼下垂の抜糸でお腹が鳴った

血管迷走神経反射 朝礼で校長先生の話が長すぎて倒れた 予防接種で卒倒した(意識を失って倒れた) これは血管迷走神経反射と言います。俗に「貧血を起こした」というものです。 ある種の緊張状態に置かれると自律神経のバランスが狂い、副交感神経(迷走神経)が暴走します。すると脈拍が落ち、意識を失うのです。 だから「貧血」という表現は全くの間違いです😅 私も学生時代に経験した 採血実習でグループのパートナーに […]

  • 2018年12月14日
  • 2019年8月20日
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「第3のまぶた」があなたにもあるって、信じられますか?

第3のまぶた 瞬膜 nictitating membrane third eyelid plica semilunaris of conjunctiva と呼ばれます。 鳥やネコでは、今も機能している、上まぶたと下まぶたの奥にある、「膜」です。上の画像、ご覧になりました?瞬きの瞬間に目の表面を覆う膜が現れるのです。 ネコを飼っている人は見たことがあるかもしれませんね。下の動画では9分以降をご覧くだ […]

  • 2018年5月11日
  • 2020年6月16日
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ボツリヌス毒素が効かない…それは免疫が原因

ボツリヌス毒素注射(ボトックス) 眼瞼痙攣(けいれん)の治療の第一選択(まずはじめに選ぶ治療方法)です。 けいれんを起こす筋肉を麻痺させてけいれんを弱めます。その結果、まぶたのけいれんが弱まります。 関連記事:『眼瞼けいれんの症状、所見、原因、対処法など』 ボツリヌス毒素が効かない人が一定数いる! 気休め程度にしか効かない人がいます。 その原因が「免疫」です。 ボツリヌス毒素はボツリヌス菌が作り出 […]

  • 2017年5月23日
  • 2020年6月16日
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まぶたのミュラー筋が持つ固有知覚の役割

こんにちは、金沢です。 まぶたのミュラー筋にある固有知覚とは?そもそも固有知覚とは何でしょうか?まぶたの固有知覚は何をしているのでしょうか? 固有知覚とは? ざっくりいうと 固有知覚は自覚できない感覚 筋肉の負荷の度合いを測るセンサー その知覚を中枢に送って身体の反応を呼び出す 感覚には 意識できる感覚(五感:視覚、触覚、味覚、聴覚、嗅覚) 意識できない感覚(固有知覚、平衡覚) があります。 固有 […]

  • 2016年7月15日
  • 2021年9月23日
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顔の筋トレ?残念です。顔の筋肉を緩めるべきなのです

こんにちは、金沢です。 顔のストレッチ、顔ヨガが話題ですね。 小顔にする 顔の疲れを取る 見た目を若々しくする が目的です。 私の結論をいうと、「<ruby>表情筋<rt>ひょうじょうきん</rt></ruby>を緩めよう」ということです。   表情筋について科学的な重要ポイントは3つ 表情筋は加齢により衰えない、むしろ強くなる 表情筋は筋 […]

  • 2015年8月26日
  • 2019年12月17日
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まぶたは脳幹の覚醒と交感神経の制御に関わっていた!松尾論文

「まぶたが覚醒に関わる」「まぶたが交感神経を制御している」松尾清先生が以前から提唱してきたことです。眼瞼下垂症が筋肉の緊張を引き起こして肩こり頭痛の原因になることについては、ミュラー筋の刺激と筋電図の調査から判明しています。一方、不安障害や自律神経失調症など筋緊張の制御では説明のできない不定愁訴(まぶた治療後に改善する)がありました。今回は以前から松尾らが提唱してきた脳幹の覚醒と交感神経との関連に […]

  • 2012年7月10日
  • 2019年10月10日
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顔面神経麻痺後遺症のマブタ治療

「顔面神経麻痺」がある日突然生じることがあるって信じられますか? ベル麻痺(Bell麻痺)やハント症候群(Hunt症候群)と言われます。片側の顔の筋肉が麻痺し、動かなくなるのです。うがいで口に含んだ水がこぼれたりして「あれ?おかしいぞ?」鏡を見て愕然とします。 通常は耳鼻咽喉科で治療を行います。 順調に麻痺が回復すればいいのですが、回復が思わしくなかった場合、再生神経の過誤支配などが生じます。目と […]