公開質問（意見）箱アーカイブ:シリーズ2

糸が緩む事はありません。しかし柔らかい組織は機械的ストレスで緩んできます。目をゴシゴシこするのは避けてほしいです。と今まで説明してきましたが、術後１ヶ月から花粉症で目を擦りすぎて結び目が解けた経験をしました。心から反省しています。強くこすれば糸も解けることがあるようです。注意してください。

もちろんです。もし差し支えなければ以前の顔がわかる写真をお持ちください。例えば10年くらい前の証明写真でも大いに参考になります。

おそらく眉位置が右が低く、左が高い状態と思われます。今後も加齢によってその傾向に拍車がかかります。再埋没では難しいかもしれません。まぶたの中から修復した方が良いかも？見ないと分かりませんが😅

まつげのすぐ下になります。傷痕は目立たないです。しかし、全部の汗管腫を切除する事は不可能です。複雑なトーンの中に傷が紛れます。そういう意味ではキズは目立ちにくいと思います。

100％振り出しに戻す事はできません。よく考えたら元に戻す手術ってこの世にないですね。白内障手術、がんの手術、歯科の治療、骨折の手術。。。。しいて言えば、さらなる改善を求める手術ならあるというところかな？

決心したら走るよりも前に3ヶ月先の大会にいきなりエントリー。体力に自信がなければ5キロでも10キロでもOK。そしてランニングウォッチを入手。これでスタートです🏃🏻‍♂️👍🏻ランニングは中毒性があるから注意です。勇気を持って休むことも大事ですよ。

微調整が不可能な事。術後の経過での変動（後戻り）が大きい事。トラブル時の救済手術で結局皮膚側を切る必要がでてくること。
わたしは結膜側からの眼瞼下垂手術はしていません。

吉と出るか凶とでるか、不明です。
真性の眼瞼けいれんであればリスク大きいです。眼輪筋のパワーは侮れません。

行っております。健康保険が適用できないものに対しては自費で治療を提供しています。

ありがとうございます😄。まず診察。そしてスケジュール調整。手術日、翌日、一週間後、１ヶ月、３ヶ月、６ヶ月後が標準的な通院パターンです。関連記事『通院に必要な日数』

まずは前葉下垂か後葉下垂かを見分ける必要があります。前葉下垂なら埋没も選択肢です。後葉下垂なら埋没法は無効であり、眼瞼下垂手術が必要です。なお眉毛を上げること自体は悪いことではありませんよ。眉があげられなくて悩んでいる人もいます。関連記事『前葉下垂と後葉下垂』

先天性の眼瞼下垂の手術後にはそうなります。普通の眼瞼下垂の手術ではなりません。と言いたいところですがよく観察するとその傾向は見られます。

もちろんOKです😄「カウンセリング」＝「手術を承諾」ではありません。手術も「No」というべきときははっきりと申し上げます。

3ヶ月から半年くらいで視力は安定します。メガネの度が変わる人もいます。

傷跡が心配なのと動きが改善するのかどうかが心配で不安なのですね。一般論として回答します。傷は２〜３ヶ月は硬くなります。傷が消えることはありません。目立つかどうかが問題になります。動きについてはまだ変化する可能性はあります。何かしらの対処を検討するのは少なくとも三ヶ月以上経過して最終形を評価してからになります。不安で辛いでしょうが、もうしばらくの辛抱です。

資格はあてにならないと考えてよいです。専門医でもダメなことあるし、非専門医でも経験豊富な医師もいます。あえて言えば、各種資格や専門医である事を猛烈にアピールされたら要注意ですかね^_^

一般論として回答します。仕上がりに関してはまだまだ変化します。腫れが退いた結果、奥二重になりすぎるというシナリオすらあります。個別論として、早めに動くべきかどうかは回答出来かねますので、主治医と相談してください。

際どい質問です。どちらもあり得るし、埋没と眉下切開両者を採用する事もあり得ます。もちろん下垂オペも選択肢です。

激ヤセすれば老けて見えます。何を目的に糖質制限をするか、ですね。そもそも極端な糖質制限は普通の人には無理です。おかず、調味料、何にでも糖質は含まれていますから。だから糖質制限が原因で老ける心配は通常はありません。自分の人生を楽しむ事も忘れずに。

もちろんご希望はしっかりと伝えてください。あなたが何を気にしているか、術者は把握することはできません。よろしくお願いします。希望にお応えできるものもあるし、お応えできないものもあります。

疲れると目が落ちくぼみますよね。もう答えが出てますね^_^そう、睡眠をとることです。

いい質問です！ご指摘の通りです。重力の影響を受けます。私は宇宙飛行士の動画を診て表情を観察してます。一般的に横になると下瞼は挙上（上にせりあがり）ますよ。

普通に過ごしていいと思います。むしろ上を見る動作をした方が予定外の重瞼線が出にくいです。予定の重瞼線でしっかりと折りたたまれるのと、重瞼線より上部の前葉と後葉との癒着を起こしにくくなると考えます。

埋没の糸は残しておいても問題ないと思います。私は無理に取りに行かない派です。無理に取りに行くために組織を損傷したくないから。ギュッと絞り込む埋没法は深くに糸が入ってしまうのでとるのが大変です。裏留めも困ります。一方、ゆるゆるなループの埋没が取りやすいですね。

その通りです。まぶたが降りてくるのが遅れる現象（lid lag)です。実は術前からその徴候はあるんです。先天性眼瞼下垂の場合。だから術後はその傾向がより強くなるのですね。だからドライアイのケアも必要です。

こんにちは😃予定外線をつまめるくらい皮膚の柔らかさに余裕があればしてもいいかも^_^ 執刀医に勝手なことするな！😤って怒られたりして😅

こんにちは^_^まだむくんでいるかもしれないし、切開線の食い込みが強くて硬いのかもしれません。二重の高さがオリジナルであったとしても、”切開するには高すぎる”というケースもありますよ。

こんにちは。狭くするだけで目的を達することもあります。しかし開けてみたら内部で挙筋の連続が断たれていたということもあるので眼瞼下垂手術をする準備でのぞみたいところです。辛いのですが切開線を増やす選択をする事もあります。皮膚の余裕がある事を望みます。

まぶたの治療をして、結果的に頭痛の頻度が激減する人は多いです。筋緊張性頭痛は理解できるのですが、偏頭痛までも改善する人が多く、私自身頭を悩ませています。 現時点ではセロトニン仮説があります。

脂肪は残すことをお勧めします。加齢とともにやつれるからです。脂肪を取らずにこってりまぶたをすっきりまぶたにするのは無理です。しかもこってりまぶたの原因は脂肪だけではありません。眼輪筋や皮膚そのものも原因です。二重のカタチを安定させる目的で脂肪をとることはあります。

例え話をしますね。Aさんが右肘の骨折の手術を受けました。骨折が治ったものの、肘の傷跡が気になってシャツが着られなくなったと不満を言われ続けた担当医はどう思うでしょうか。つまり一般の外科医は疾患の治療を最優先にします。だからせっかく病気が治っても、傷跡のことで不満を言われることで傷つくのです。そういう経験から見た目重視の患者さんに対しては「自費でやって」という感情が生まれるかもしれませんね。さて、私の知る限りまぶた治療を専門にしている外科医で、見た目の希望を伝えられることをネガティブに捉える人はいません。（言うだけなら）大丈夫でしょう。「見た目の術後変化で気になる点があるのでお聞きしてもよろしいでしょうか？」と聞いてみてください。リクエストにお応えできるかどうかは眼瞼下垂の内容や希望の内容によります。機能回復を犠牲にする無理なデザインは健康保険の範疇ではNGです。健康保険の治療の対象は病気であり、医療費を負担している国民の皆さんがいることを忘れてはなりません。

顔面神経麻痺後遺症の病的共同運動と拘縮に対してボトックス治療をしています。医師も相性があるでしょう。私で試してダメならまた元の医師にあるいは他の医師に当たることも念頭に入れておいてください。

気軽にいじらない方が良いというのは100％同意します。交感神経に影響あたえると報告されています。瞼下がるとメンタルやられます。これは瞼におもりをのせて一日過ごしてみるとわかります。

予定外線は一定の確率で現れる、避けられない合併症です。保険適用されるかどうかは担当医の診断によります。

仮に埋没で上手くいかなかったら、もしくは悪化したらどうしますか。おなじ埋没法でリカバリーできるでしょうか？そうですね。リカバリー手術のために切開が必要です。つまりいずれにしても切開を受け入れる覚悟が必要です。で、初めての眼瞼下垂手術と、過去に埋没法をしている人の眼瞼下垂手術とでは不確定要素が後者はひとつ多くなりますね。つまり難易度が少し上がります。

まったく別物です。ホチキスで薄い書類をとじるか、厚みのある本を製本するかの違い以上です。でも視点を変える（違う世界から眺めると）と似たようなものに見えなくもないですね。。。

過剰な矯正をしない事（むしろ控えめな矯正、物足りないくらい）につとめています。もしくはそもそも眼瞼痙攣を潜在的に持っていそうかどうかを見極めます。この辺りが言語化出来ず、難しいところですね。

心配ないと思いますが、仮に取れてしまったら整える手術を検討しましょう。霰粒腫の治療のほうが優先されます。

診察しないと分かりませんが、リラックスした状態であればぼんやりした表情はおかしくないと思います。常にぱっちりだと疲れます。目を開けるのに疲れてしまうようなら眼瞼下垂の治療を検討してもいいかもしれません。

前医の記録はあった方が、あなたにもメリットがあります。ただし前医にお願いしづらい事情があったりしますよね。止むを得ず無い状態で行うこともあります。

前葉下垂か後葉下垂かの見分けです。まつげの根元が前葉に隠されていたら前葉下垂です。関連記事：『前葉下垂タイプかそれとも後葉下垂タイプか？』

目頭側は傷の3次元的な収縮により赤みを帯びたしこり（瘢痕）になります。落ち着くのに半年はかかります。ゆっくり経過を見てください。実はこの現象多くの人に観察されます。いつも何かしらの形で発信したいと思っていました。機会を与えてくださりありがとうございます。

実はこれ、名案と思います。おでこに力が入る癖がとれるかもしれません。リハビリテーションのイメージ。ただし、おでこの力の抜け方には個人差があります。直後はまったく眉位置が変わらなかった人も半年後にみるとおでこジワが消えてる人もいます。ゆっくり経過を見るのも選択肢です。

残念ながら顔面神経麻痺後遺症による病的共同運動は、手術で治りません。しかし、安静時の表情や視野に関しては改善が見込めます。ボトックスと手術を上手に組み合わせるといいでしょう。関連記事：『顔面神経麻痺後遺症』

いい質問です。そのとおりです。まぶたの前葉と後葉がまったく連動しないタイプ（生粋の一重まぶた）のひとはまぶたの前葉成分をおでこで持ち上げています。二重まぶたの人でも、まぶたの前葉成分を持ち上げるのはおでこにやらせることができると合理的。一方、おでこジワを作りたくても作れないくらい眉が下がってしまい、まぶたが重くて悩む人が一定数います。

予防になるかどうか。鋭い視点です。私個人は予防（進行を遅らせる）になるとおもっています。とはいえ！歳をとれば手術後でも大なり小なり眼瞼下垂は進行します^_^　凹みの治療目的に眼瞼下垂手術をすることはおすすめしません。眼瞼下垂があるならば眼瞼下垂手術は検討されていいでしょう。

基本はインドア派です。家でゆっくりって至福です。片付けたり、料理したり、なんだかんだで動いてますけどね。。

“つり目”がどの形態を指しているのか曖昧でわかりません。例えば目尻が高い位置に見えることを「つり目」という場合、日本人の場合は高齢者から見たら若者はツリ目に見えます。つまり相対的。ワニ目のような状態、たとえば目のカーブのピークがやや外よりであること、あるいは目頭側が直線的に見えることも「吊り目」と表現する人もいます。そしてそれらには程度もあります。ケースバイケースです。つまり質問者さんへの回答は難しいということであります。申し訳ございません。

グレイラインの事でしょうか？そこは常に空気中に露出していて正常です。目立つようになったと理解していいでしょうか？トラブルの心配はありませんが、ここにメークをするとトラブルの原因になります。メーク業界ではインライン、ウォーターラインと呼ばれます。手術で治すのは、意外に厄介です。関連記事：『ウォーターライン』