再手術・他院修正を考えている方へ

眼瞼下垂手術や二重手術を受けたあと、
思っていた結果と違う。
まぶたが開きすぎる。
逆に開きにくい。
二重幅が広すぎる。
左右差が気になる。
目が閉じにくい。
乾く。
疲れる。
表情が変わってしまった。

そのような悩みを抱えて、このページにたどり着いた方もいると思います。

このページに辿り着いた方へ

まずお伝えしたいのは、
その違和感を気にしすぎと決めつけるつもりはない、ということです。

まぶたは、顔の印象だけでなく、
見る、閉じる、休む、表情を作る、という機能に関わる場所。

わずかな変化でも、日常生活に大きな負担になることがあります。

ただし、再手術や他院修正で最初に大切なのは、
前の手術を責めることではありません。

いまのまぶたで何が起きているのか。
どの組織が動きにくくなっているのか。
どこを触ると、さらに悪くなる可能性があるのか。
どこなら改善の余地があるのか。

それを冷静に分析し直すことから始まります。

よくある誤解

誤解1:修正手術は、元に戻す手術である

修正手術は、時間を巻き戻す手術ではありません。

すでに手術を受けたまぶたには、
瘢痕、癒着、固定、皮膚不足、筋肉や腱膜の変化が残っています。

大切なのは、元通りを約束することではなく、
いまのまぶたに何が残されているかを分析することです。

誤解2:前医が悪いと証明すれば、治療方針が決まる

前の手術に納得できない気持ちは自然です。

ただし、診察は前の医師を裁く場所ではありません。
いまのまぶたで何が起きているのか、
どこに改善の余地があり、
どこから先は触らない方がよいのか。

そこを冷静に整理します。

誤解3:再手術をすればかならずよくなる

再手術は、初回手術より条件が複雑です。

改善できることもあります。
一方で、手術をしない方がよい場合もあります。

修正手術で大切なのは、
手術する勇気だけではありません。
手術しない判断です。

再手術で大切にしていること

私が他院修正で大切にしているのは、次の3つです。

1. 何が起きているのかを構造で読むこと
2. どこまで改善できるかを現実的に考えること
3. 手術しない方がよい場合は、手術しないと判断すること

再手術では、初回手術よりも条件が複雑になります。

瘢痕があります。
癒着があります。
組織が薄くなっていることがあります。
すでに皮膚が取られていることがあります。
挙筋腱膜やミュラー筋に操作が加わっていることがあります。
二重の固定が強すぎることもあります。
反対側のまぶたとのバランスが崩れていることもあります。

だからこそ、
「もう一度切ればよい」
「幅を狭くすればよい」
「開きを下げればよい」
という単純な話ではありません。

修正手術は、まぶたの力学をそして機能をなおす手術です。

修正手術でよくある相談

広すぎる二重(ふたえ)を狭く治す

若気の至りで、あるいは医師自身がよかれと思って「ぱっちりバエル二重に」との思惑から広すぎる二重ができます。無理なデザインであるほどに、食い込み感も強く演出されます。

開きすぎ、三角目、外反|眼瞼下垂手術の合併症のラスボス

これは執刀医が患者さんの要望に応えたいという、いわば力みがつよすぎて起こる現象。これも過矯正のひとつです。

そのほかの症例記事

こちらにリストアップしました。他院で断れられた、まだ挙上が足りない、、、など。 

以上の症例記事では、公開ページでは詳しく説明しにくい症例経過や手術プランについて、限定記事で補足しています。診察前の理解を深めたい方は、必要に応じてご覧ください。

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診察予約の前に、以下を確認してください。

□ 完全な元通りを期待しているわけではない
□ 今のまぶたに何が起きているのかを知りたい
□ 手術しない判断も含めて相談できる
□ 前医批判ではなく、これからの治療方針を整理したい
□ 時間経過を待つ必要があることを理解できる
□ 症例写真だけで自分の結果を決めつけない

ここまで読んで、

自分のまぶたに何が起きているのかを知りたい。
再手術が必要かどうかを冷静に相談したい。
完全な元通りではなく、現実的な改善を考えたい。
手術しない判断も含めて相談したい。

そう思えた方は、診察予約へ進んでください。

予約時には、
「金沢医師の他院修正相談を希望しています」
とお伝えください。

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診察前に用意してほしいもの

他院修正の診察では、できるだけ以下を整理しておいてください。

□ いつ手術を受けたか
□ どのような手術名だったか
□ 片側か両側か
□ 切開か非切開か
□ 眼瞼下垂手術か、二重手術か、両方か
□ 術前の写真
□ 術直後から現在までの経過写真
□ 現在いちばん困っていること
□ 見た目の悩みか、機能の悩みか
□ 目の乾き、閉じにくさ、痛み、疲れの有無
□ 何を一番改善したいか
□ 何なら受け入れられるか

すべてそろっていなくても診察は可能です。
ただし、手術前後の写真や手術内容が分かる資料があると、判断の助けになります。

診察は急がずにもう少し考えてからのほうがよい方

一方で、次のような方は、すぐに診察予約へ進む前に、もう少し時間を置いた方がよいかもしれません。

□ 再手術で完全に元通りになると期待している
□ 前医への責任追及が主目的になっている
□ 左右差や傷あとを完全になくしたい
□ 手術しない判断を受け入れにくい
□ 説明よりも、すぐに修正手術の日程を決めたい
□ 術後間もないが、時間経過を待つことができない

これは、相談を拒否するためではありません。

再手術は、患者さんにも医師にも冷静さが必要な治療です。
いったん気持ちを整理し、今後どうしたいのかを考えてから診察を受ける方が、有意義な相談になることがあります。