「ギューン、ギューン」
高周波な音がここヴェリテクリニックの隅から鳴り響いてくる。カーテンの向こうでなにやら作業をしている様子。
こっそりカーテンを開くと、橙色のスクラブを身につけている男性がこちらに背を向けて腰掛けている。福田慶三先生だ。
おでこのインプラントを作成中の様子。
頭蓋骨モデルを手に持ち、レジン製インプラントを削っている。「インプラント」とは体内に埋め込む人工物である。歯列を作ったり、骨折を治すためのボルト類も「インプラント」である。形成外科領域では「隆鼻術」が知られているところか。
自然なおでこの輪郭を作るには?自問自答する。おでこは単調な球面じゃない。
福田医師「ゼロから輪郭を作りよりは、実在する人物のモデルを鋳型にして作る方が無難だよねえ。理想の骨格を持つ人をさがしてます😄」
福田医師「違うでしょ!観察眼でしょ。芸術家たちは並外れた観察眼を持つから優れた彫刻を生み出すんでしょ」
そうでした〜。浅はかな感想を持った自分を反省😅
様々なスケールの3D顔面骨モデルが端正に上を向いて並んでいる。
輪郭外科手術はもう始まっているのだ。
「ここをこうして、〇〇先生のやり方を導入したんだよね、んであれこれ・・・・」
専門でない私はすでに頭が飽和している。へええとため息ばかり。
また場所が変わって、カリカリカリ・・・・自分の世界に没頭。
妥協をしたくない。そんな福田先生の受診は、いきなり初診で受け付けることは出来ないそうです。有名になりすぎ😅
この手術、今度見せていただきますね😄
わたしも週一でヴェリテクリニックに顔を出すことになりました。よろしくお願いしますm(_ _)m
[caption id="attachment_132" align="aligncenter" width="225"] 福田先生とヴェリテクリニックにて 2015年[/caption]銀座のヴェリテクリニックを訪れました。[…]