かれこれ10年以上お付き合い頂き、度々ご指導いただいている先生、小泉正樹先生です。
「たれ目形成の手術(下眼瞼下制術、グラマラスライン作成術)」を拝見しました。ふむふむ、、
下まぶたの解剖は上まぶたと似ています。ほぼミラーイメージ。
とは言え、その構造は上まぶたに比べると薄くてはかなげです。
下眼瞼牽引靭帯(上まぶたの眼瞼挙筋に相当)も薄いです。これを上手に利用して「たれ目形成」をします。
ところで、下まぶたのトラブルと言えば、
- 眼瞼内反
- まつ毛内反
- 眼瞼外反
があります。
これらの治療は簡単ではありません。治療方法のヒントが「たれ目形成」にありそうです。
また課題ができました。ありがとうございました。
小泉正樹先生
山形大学医学部出身、名古屋大学形成外科学教室を経て、2017年現在名古屋で開院しています。
まぶた手術の専門家です。一番多いのは「眼瞼下垂症」の手術。
形成外科の学会や美容外科学会に呼ばれ、動画でまぶた手術をレクチャーする事も多くなっており、その術式が徐々に広まって来ています。
その術式のコンセプトは・・・・・
「より安全で、簡便で(高度な技術に依存しないと言う意味)安定した結果を出す事」
です。
より多くの形成外科医師、眼科医師が安全なまぶた治療を提供できれば、多くの患者さんが救われます。
さらなる啓発活動をよろしくお願いしますね。
外来診療シーン
外来にははるばる遠方(他県)から患者さんが来ています。
どんな人でしょうか?
ズバリ、
他で手術を受け、その結果に満足できずに修正を求める患者さんが多いのです。
「あ〜あ気軽な気持ちで手術を受けちゃった〜。後悔先に立たずですよね。」と悔やむ患者さん。
しかし、意外にも終始明るい雰囲気で外来診療が行われています。 🙂
ですが、以下、大事なポイント。
「申し訳ないです。事情は分かりますが、あなたの修正手術は最低3ヶ月待つ必要があります」
はっきりと伝えます。
患者さんが「これこれこうなのが気になる・・・」と言うと、「違います、こうだよ」
はっきりと事実を伝えます。
修正手術は難易度が高い手術。じっくりと取り組む必要がありますね。
まぶたのトラブルに関して、改善が可能かどうか正直に診断してほしい人は小泉先生を受診してみてはいかがでしょうか。

こいずみ形成クリニック
場所は、名古屋。賑やかな街、栄(さかえ)です。JR名古屋駅からふたつの栄駅から徒歩5分です。
〒460-0008 名古屋市中区栄4-13-19 TKビル5階

追伸
小泉先生は走りこみをしています。サッカーの為だそうです。トレーニング方法について色々議論が深まります。
私は「走る」といってもメニューなど今までは考えもしませんでした。これからはフォーム作りからスタミナ作り、スピード作りなど目的に合わせてメニューを組もうと思いました。