医療の不確実性

医療における診断や治療結果に100%は無い

ということ。

人体は「人類が持つ科学」から見たらまだまだ未知の世界です。個人差も大きいため、一律の診断基準が全ての人に当てはまるはずもありません。

現代医療におけるベストを尽くしても誤診断はありうるし、治療を行っても期待通りの結果にならないこともあります。

100%を求めると…

また、診断をより100%に近くするためには患者さんのカラダへの侵襲が大きくなり、経済的、時間的な負担も大きくなります。極論すると、身体を解剖すれば診断は100%に近づきますが、死んでしまいますよね。

一方、がんの治療を行うにしても100%の治療を求めたら、臓器や転移が疑われる部分も含めてこれでもかと切除すれば、再発は極力減らせますが、その人はもうヒトの形をしていないかもしれません。

つまり、診断も、治療も「絶対」を求めるのは危険なんです。

診断と治療方法の選択が100%正しかったとしても

現代において100%の診断をし、治療方法もこれしかないという状況で治療を行っても、それに反応するのは患者さんの人体。

その反応にもバラツキがあります。

初診時に、起こりうる全ての状況を説明することは不可能

分厚い教科書10冊精読しても不足です。あなたのカラダは唯一のもので、これから起こる事象は人類が経験する初めてのことである場合もあるのです。

刻一刻と変化する状況に応じて対処する

患者さんの変化する反応に対して、改めて対処が求められるのです。

「様子を見る」という選択も有効な場合もあります。

「医療の不確実性」に対して、あなたにできる対処

  • できる限りの情報開示(症状や過去の病歴など)
  • 仕事と自分のカラダとの優先順位を決めておくこと
  • スケジュール変更に対応できるようにしておくこと

そして、大事なことは結果を受け入れることです。医療者を責めても状況が良い方に変わることはありません。また、自分のカラダや今までの自分の生活習慣を責めないでください。

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