医療側と患者側の情報ギャップは計り知れません。自分の病気を知るために多くのサイトや医院を訪れ、かつ治療を経験した上でやっと得られる知識。このように遠回りせずとも手軽にアクセスできる眼瞼下垂手術データベース作成に2012年に着手しました。
目次
眼瞼下垂の治療計画
眼瞼下垂を診断する
- 眼瞼下垂とは? 『眼瞼下垂とは?若い頃のまぶたを回復、維持する方法とは?』
- 眼瞼下垂の分類 『眼瞼下垂の原因は腱膜の緩みだけではない。原因による学術的分類』
- 前葉下垂と後葉下垂『あなたの眼瞼下垂は前葉下垂タイプか、それとも後葉下垂タイプか?』
- まぶたの前葉の下垂 『上眼瞼リフト(眉下切開)の適応、利点・欠点』
- まぶたの後葉の下垂 『後葉の眼瞼下垂は、真の眼瞼下垂。前葉の下垂(たるみ)との違いを解説』
- 偽性眼瞼下垂『偽性眼瞼下垂症の手術方法は複数。眼瞼下垂手術か、眉下切開か?』
- 自己診断(セルフチェック) 『眼瞼下垂症のセルフチェック(自己診断)』
- MRD(Margin Reflex Distance) 『まぶたの開き具合を測定する。MRD(エムアールディ)』
まぶたの基礎医学
- 病態生理学 『まぶたはどのように持ちあがるのか?どうして下垂になるのか?』
- 眼瞼(まぶた)の厚み『まぶたの前葉と後葉を理解しよう。アニメGIFつき』
- 眼瞼挙筋 『眼瞼挙筋(がんけんきょきん)とは』
- ミュラー筋 『ミュラー筋ってまぶたのどこにあるの?』
- 眼輪筋『眼輪筋の役割とそのトラブル』
- まぶたの知覚神経『まぶたの感覚を司る神経は?』
- まぶたの交感神経『ミュラー筋を支配する交感神経の経路』
- まぶたと脳の覚醒 『まぶたは脳幹の覚醒と交感神経の制御に関わっていた』
- まぶたの固有知覚 『あなたが知らずに感じているまぶたの固有知覚とは?』
- 眼窩脂肪 『目の周りの脂肪、眼窩脂肪(がんかしぼう)とは?』
- 下位横走靭帯
眼瞼下垂の原因
- メークの誤った落とし方 『間違ったメーク落としをしていませんか?それがまぶたのたるみ(眼瞼下垂)を加速します』
- アトピー性皮膚炎 『アトピー性皮膚炎で眼瞼下垂症になるの🤔?対処法は?』
- コンタクトレンズの長期着用 『コンタクトレンズが眼瞼下垂を進行させる6つの要因』
- 緑内障点眼『「プロスタグランジン関連眼窩周囲炎:PAP」とは?』
- 加齢現象 『70歳以上に特徴的な、眼瞼下垂の要因とは?腱膜の問題だけではない』
- 予防法 『挙筋トレーニング』
- 睫毛貧毛症の外用薬『まつげ美容液で眼瞼下垂に』
眼瞼下垂の治療
- 眼瞼下垂の治療 『眼瞼下垂の治療法は?飲み薬や点眼は?』
- 眼瞼下垂手術の本質『皮膚切除(たるみとり)は必須ではない』
- 各種術式の利点と欠点『(挙筋前転、切らない眼瞼下垂、眉下切開、ミュラータック)の特徴(利点、欠点)を比較』
- 眼瞼下垂手術(挙筋前転法)『眼瞼下垂症手術(挙筋前転法)の実際の手順』
- 40歳以上の女性の場合
- 眼瞼下垂手術動画『手術者の視点からみた眼瞼下垂症手術の動画(専門家向け)』
- 眉下切開 『上眼瞼リフト(眉下切開)の適応、利点・欠点』
- 眼瞼下垂手術後のリハビリ『可動域訓練』
- 手術で使う縫合の糸 『腱膜固定の糸は吸収されない』
- 左右手術の日程 『眼瞼下垂の手術は片方ずつ?左右同時?(両目手術が適応の場合)』
- 左右差がある眼瞼下垂の場合 『眼瞼下垂症に左右差がある場合の治療の選択肢』
- 手術直後の左右差『眼瞼下垂手術直後から左右差があった場合』
- 目を大きく仕上げないこと『眼瞼下垂手術でパッチリ大きな目に仕上げない理由』
- 医療の不確実性 『医療の不確実性に基づいた眼瞼下垂治療プラン』
- 先天性眼瞼下垂に対する手術『先天性眼瞼下垂症の手術、限界』
- Marcus Gunn症候群『マーカスガン症候群の眼瞼下垂に対する手術治療』
- ビフォアアフター(写真や動画):治療前後の写真のある記事
- 眼瞼下垂手術を受ける年齢 『眼瞼下垂の手術に適した年齢とは?適齢期ってある?』
- 手術歴のあるまぶたの眼瞼下垂手術『全切開二重手術をした後の眼瞼下垂手術は難しい?』
- 修正手術(他院修正)『なぜ他院修正の手術は敬遠されるのか?執刀医視点で解説します』
- 眼瞼下垂の他院修正:術式を瞬時に理解することが必要
- 開き過ぎたまぶたを下げる:『過大開瞼(開きすぎ)の治療戦略 眼瞼下垂手術後の合併症』
- 二重幅を変える修正手術(他院修正)『広すぎる二重(ふたえ)を狭く治す他院修正』
- 高齢者の手術『80歳以上でも可能』
- 手術をしない方法 『表情パターンを新たに作る』
- プチ整形の埋没法『埋没法のいいところ悪いところ』
- フォローアップの写真
- 挙筋前転法と挙筋短縮法の違い
- 目尻のたるみは残すこと『眼瞼下垂手術で目尻の皮膚のたるみは切除すべきか?目尻の影(テールシャドウ)は残したい』
眼瞼下垂治療の事前準備、心構え
- ダウンタイム 『眼瞼下垂手術後のダウンタイムを最短にして、一刻も早く社会復帰する方法』
- 初めての受診『眼瞼下垂で初めて受診。忘れ物しないためのチェックリスト』
- 腫れ 『腫れ、むくみを写真で確認』
- 内出血 『青あざは何日で綺麗になるか?』
- 切開のきずあと『眼瞼下垂の手術後のきずあと、瘢痕が残ることの見かけ以外の問題とは?』
- ケロイド、肥厚性瘢痕『眼瞼下垂症手術でまぶたにケロイドができるか』
- ヘリングの法則『片方の眼瞼下垂症手術。シーソー現象(ヘリングの法則)を予見することが大事』
- 治療に必要な期間、スケジュール 『初めて受診してから通院のために何日空けておく必要があるか?』
- 眼瞼下垂術後のリハビリテーション:可動域訓練
- 術後のアフターケア『眼瞼下垂手術のアフターケア』
- 治療に必要な予算と保険について 『眼瞼下垂手術の料金は?健康保険は使えるのか?』
- 白内障手術と眼瞼下垂症手術どちらが先?
- 眼瞼下垂手術を受けるのに適した年齢『眼瞼下垂手術は何歳で受ける?今?それとも可能な限り先延ばしした方が良い?』
- 術後の表情の変化『眼瞼下垂手術で顔(の表情)が変わる』
- 患者力『自分の身を守るために患者力をつけましょう』
- 手術効果の継続年数『眼瞼下垂の手術の効果はいつまで続く?』
- よくある質問
- 公開質問(意見)箱アーカイブシリーズ1
- 公開質問(意見)箱シリーズ2
眼瞼下垂手術の併発症(合併症)、リスク
- 併発症(合併症)のまとめ
- 修正手術の頻度
- 皮膚のしびれ、違和感『眼瞼下垂手術後の皮膚のしびれ(知覚鈍麻)と知覚過敏』
- 左右差 『修正対象の90%は左右差(低矯正)』
- ふたえ幅の左右差
- 重瞼線の乱れ 『眼瞼下垂症手術後に予定外の重瞼線。二度手間かけて修正…』
- 眉位置の変化 『眼瞼下垂術後の眉位置の変化』
- ドッグイア『皮膚を切除したときに生じるドッグイアとは?』
- 術後の歓迎されざる顔の変化
- 術後のさまざまな不具合『眼瞼下垂術後症候群(仮称)』
眼瞼下垂とカラダの変化
- 頭痛 『頭痛と眼瞼下垂との因果関係は証明されているのか?』
- 随伴症状 『肩こり・頭痛・不眠・まぶしさ…』
- おでこジワとおでこボトックス 『額ボトックスでまぶたが重い?』
- 顎を突き出す、背中が丸くなる 『眼瞼下垂になると顎を突き出すようになる』
- 目の落ち窪み『上まぶたの落ち窪みは眼瞼下垂が原因か?』
- 白目の充血 『眼瞼下垂で白目が充血。頭痛と関連?』
- 三白眼『眼瞼下垂になると、どうして下三白眼になるのか?』
眼瞼下垂のことを調べるサイト、関連書籍
その他のまぶたのトラブル
- 顔面神経麻痺後遺症によるまぶたの拘縮 『顔面拘縮(こわばり)で目が開かないことに対する治療はあるのか?』
- 眼瞼けいれん症状、所見、原因、対処法など
- ホルネル症候群 『ホルネル症候群の眼瞼下垂』
- 下の逆さまつ毛(眼瞼内反) 『下眼瞼内反症とは。その問題点と、治療方法。最終手段は手術』
- 下の逆さまつ毛(睫毛内反)『原因、治療方法そして手術治療の問題点』
- 上の逆さまつ毛『【上まぶたの逆さまつ毛(内反症)】その問題点と治療方法。手術の問題点と費用』
- マーカスガン症候群『マーカスガン症候群の眼瞼下垂に対する手術治療』
管理人について
- 自ら手術を受けた体験 補足説明付き :『松尾清先生の手術を受けに信州大学へ』
- 眼瞼下垂手術のルール:金沢雄一郎の哲学
- 提携医療機関
このウェブサイトの記事は、科学的根拠にもとづき、いち形成外科医個人の経験と解釈を加えたものです。2012年に開設以来、内容を更新し続けています。2024年現在の見解であり、今後も変化する可能性があります。