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  • 2024年10月1日
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過大開瞼(開きすぎ)の治療戦略 眼瞼下垂手術後の合併症

「眼瞼下垂手術を受けたら目が開きすぎて辛い、しんどい」 過大開瞼。びっくり目になり、目も閉じにくくなります。そして精神的にもストレスが大きいです。 まれですがたまにある合併症。治すのは難しいって聞いたことありますか。 なぜ難しいのか。どう治療していくのか、お話しします。 開きすぎたまぶたを治す治療 眼瞼挙筋の前転が強すぎます。これを戻す作業になります。後転術です。(締め過ぎたウェストのベルトを緩め […]

  • 2024年8月8日
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眼瞼下垂手術|50歳以上の女性の場合

あなたは50代の女性ですね。 「眼瞼下垂を治療したいけど…うまくいっていない芸能人の話も聞いて躊躇(ちゅうちょ)しています」 そう心配するのは実は間違いではありません。その点を解説します。 中年期を過ぎてからの眼瞼下垂手術 まず初めに失敗例から。これらは実によく相談があります。 三角目 皮膚のとりすぎ 目が閉じにくい やつれた 整形っぽいわざとらしい目つき 変なシワ まつ毛が上を向いてウォーターラ […]

  • 2024年7月9日
  • 2024年7月24日
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全切開二重手術をした後の眼瞼下垂手術は難しい?

過去に二重の切開手術を受けていると眼瞼下垂手術が難しいって聞いたことありますか? 切開したことのあるまぶたの眼瞼下垂手術 執刀医にとってはほとんどが他院修正となります。つまり以前の手術の内容がわからない状態。 まぶた内部の状況は幅があります。眼瞼下垂手術がやりやすい状態のこともあれば、お手上げ状態であることもあります。その振れ幅が大きく、手術時間も3倍のスケールで違ってきます。 手術を難しくしてい […]

  • 2022年10月31日
  • 2024年7月24日
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広すぎる二重(ふたえ)を狭く治す他院修正

「過去に他院で手術を受けました。私が二重幅を欲張ってしまって…やっぱり治したいです」 美容外科でまぶたの切開を受けたあとにこのような悩みを抱える人がいます。広すぎる二重幅デザインが悩みのたね。それだけでなくまぶたも重くなってしまいます。 広すぎる二重幅を狭く治す 修正手術は初回手術と異なり、癒着を剥離するプロセスが必要。初回手術は手つかずのプラモデルの組み立てですが、修正手術は接着剤で組み立て上げ […]

  • 2022年9月27日
  • 2024年7月24日
  • 2件

まつげ美容液で眼瞼下垂に

まつ毛を伸ばす外用液。『グラッシュビスタ』は日本で承認された薬です。 コレが原因で眼瞼下垂になると言われたら信じられますか? まつげ育毛でプロスタグランジン関連眼窩周囲炎による眼瞼下垂に グラッシュビスタ、ルミガンなどまつ毛を伸ばす外用液。 緑内障の治療薬として使われた成分が含まれています。緑内障の治療の副作用としてまつ毛がふさふさになるのです。 副作用をまつげ美容液に応用。だからまつ毛が太く伸び […]

  • 2022年6月1日
  • 2024年7月24日
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マーカスガン症候群の眼瞼下垂に対する手術治療

「口の運動(咀嚼運動)に連動してまぶたが上がり下がりする」 「ミルクを飲むときに目が大きくなったり小さくなったりする」 生まれつきの症候。眼瞼下垂を合併します。 Marcus Gunn現象とは スコットランドの眼科医Dr. Robert Marcus Gunnが1883年に報告しました。様々な呼び名があります。 マーカスガン症候群 マーカスガンジョーウィンキング症候群 マーカスガン現象、マーカスガ […]

  • 2022年5月9日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂手術で顔(の表情)が変わる

「眼瞼下垂手術をすると顔が変わる」 目が大きくなるだけではないのです。 これの意味するところは、 術後に顔の印象が大きく変わる 術前シュミレーションが困難 眼瞼下垂自体が顔の表情に影響を与えていた。 さて以下のモデルさん、表情変化わかりますか?どこがどう変わったでしょうか? 鼻周りの見え方の変化に着目 鼻の穴の見え方が変わったのわかりますか? 術前は鼻の穴が大きく目立っていました。それが術後は目立 […]

  • 2021年12月27日
  • 2024年7月24日
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あなたの眼瞼下垂は前葉下垂タイプか、それとも後葉下垂タイプか?

私が眼瞼下垂患者さんに初めてお会いするとき、真っ先にすることがこのジャッジです。 眼瞼下垂診断において、 「前葉ぜんよう下垂タイプ」か、それとも「後葉こうよう下垂タイプ」かをジャッジすることから始まります。それはなぜか?治療の選択肢が異なるから。そして難易度、予想される分岐シナリオが異なり、別の道を歩むのです。 まぶたは2枚重ね構造 まぶたには厚みがあります。それも二枚重ね。 前葉と後葉とからなり […]

  • 2021年7月26日
  • 2024年7月24日
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埋没法のいいところ悪いところ

「ふたえにしてもらってきたよ」なんて聞くこともありますね。 二重整形ってそんなに簡単に可能なのでしょうか? ふたえを埋没法で 埋没ってどういう意味?切らないの? ざっくり説明すると糸をまぶたにくぐらせて結び、二重の谷間を作る方法です。 ひとえまぶたや奥二重まぶたは、目を開くときにまぶた前葉(皮膚成分)が奥に滑り込みません。つまり後葉だけ奥に引っ込み、前葉は置き去りになっています。 そこで後葉(挙筋 […]

  • 2021年4月16日
  • 2024年7月24日
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先天性眼瞼下垂症の治療とその効果の限界、費用について

先天性眼瞼下垂症せんてんせいがんけんかすいしょう。 「先天性」とは「生まれつき」という意味。 まぶたを引っ張り持ち上げる眼瞼挙筋が動かないことが原因。 一般的に行われる眼瞼下垂手術では眼瞼挙筋がんけんきょきんを利用します。しかし先天性眼瞼下垂の場合はこの術式では治療が難しいのです。 なぜ難しいのでしょうか? 先天性眼瞼下垂症とは 病理 眼瞼挙筋が動きません。その原因は、 筋肉の形成不全 筋肉の欠損 […]