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併発症(合併症)

  • 2019年8月23日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂手術後の皮膚のしびれ(知覚鈍麻)と知覚過敏

こんにちは、形成外科専門医の金沢です。 カラダのどこかを切開したら、その傷の周りは少なからず感覚が麻痺します。 眼瞼下垂手術をすると、まぶたのフチの感覚がにぶくなります。これ、意外に気になるんですよね。 切開した後の皮膚の感覚がない 局所麻酔の効果が残っているような感覚です。女性はアイメークをするのでこの現象に気づきます。 「感覚の麻痺」、「知覚鈍麻」などと表現されます。 ほぼ全例で起きている現象 […]

  • 2019年3月29日
  • 2024年7月24日
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【2024年完全版】眼瞼下垂手術の併発症(合併症・リスク)まとめ

「手術の失敗ってないの?リスクはないの?」 心配になりますよね。当然です。そして実際にリスクはあるのです。 それらをすべて解説しますね。 眼瞼下垂手術前にあらかじめ理解しておくべき併発症(合併症) 手術併発症へいはつしょう(合併症がっぺいしょう)とは、手術後に一定割合で生じる不可避の症状、病気。自然経過で改善するものもあれば、追加治療・追加手術を必要とすることもあります。 一方医療過誤いりょうかご […]

  • 2019年2月8日
  • 2024年7月24日
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眼瞼挙筋の過剰な前転がもたらす、眼瞼下垂手術併発症

「頬がビリビリするんです…」 そう訴えるのは他院で眼瞼下垂手術をした患者さん。ぱっと見は綺麗な仕上がりです。 眼瞼下垂症手術の併発症としての異和感(違和感) 傷を作れば、かならず傷跡になります。少なからず感覚にも影響を及ぼします。しかし、病的に異常感覚を伴う場合もあります。 その原因の一つに、「過剰な前転」があります。眼瞼下垂の手術では挙筋腱膜を引っ張り出して固定するのですが、引っ張り出しすぎてる […]

  • 2019年1月29日
  • 2024年7月24日
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まぶた手術後のクーリングは効果なし??

「眼瞼下垂の手術終わったら、せっせとまぶたを冷やします〜」 それって意味のある行為なのだろうか? まぶた手術後のクーリングには腫れを早く退かせる効果はなかった まぶた手術後の冷却行為の「痛み、むくみ、あかみ、内出血」への影響 結果:当日の痛みは軽減したが、他は効果なしだった。 Pool, S. M., van Exsel, D. C., Melenhorst, W. B., Cromheecke, […]

  • 2019年1月25日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂術後の異和感(違和感)

こんにちは、形成外科専門医の金沢です。 「まぶたが外へひっくり返る感じがするんです」 そう言って、他院で眼瞼下垂の手術を受けた患者さんが来院しました。 見てみると、外見上は何の問題もなさそうです。 修正手術に挑みました。一体彼女に何が起きていたのでしょうか? まぶた手術後の、まぶたの変な感じ まぶたって感覚的にもとてもナイーブな組織。まぶたの手術後に傷のツッパリ感とか、感覚の鈍さ、知覚過敏などなど […]

  • 2018年3月30日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂症手術後に予定外の重瞼線。吊り上げ法で修正…

こんにちは、形成外科専門医の金沢です。 眼瞼下垂手術の後にふたえの線が乱れることがあります。三重(みえ)になったり、ふたえの谷間が浅くなったり。 自然に治ることもありますが、手術的に治す必要がある場合もあります。 まぶた術後の「ふたえ」の線がおかしい まぶたの手術後の修正対象といえば、 左右差 重瞼線の乱れ がほとんどです。 関連記事:『眼瞼下垂手術の修正の頻度』 今回は「重瞼線の乱れ」について […]

  • 2017年7月4日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂手術後のダウンタイムを最短にして、一刻も早く社会復帰する方法【2024年完全版】

こんにちは、形成外科専門医の金沢です。 眼瞼下垂手術がんけんかすいしゅじゅつをすると、まぶたがプックリ腫れます。青い内出血の色がつくことも。 見た目が痛々しいこの期間を、どのようにしのげば良いのでしょうか?短時間で落ち着いてくれれば社会復帰も早まります。腫れと内出血の経過と、その対処法(すべきコト、すべきでないコト、裏技)を、長年の経験と調査した内容に基づいて形成外科専門医の金沢がお伝えします。 […]

  • 2016年12月27日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂手術後にまぶたを打撲して傷がパックリ離開した…

手術後の縫合した場所を愛護的にケアするのは当然。しかし、うっかりミスもありますよね。今回は手術4日目に不遇なアクシデントに見舞われました・・・ 縫合した傷が抜糸の前に開いてしまうトラブルの原因 あらゆる手術において 転んだ ぶつけた 事によるものがほとんどです。加速のつく衝撃に、縫合した糸や皮膚は耐えきれません。(意外にも、無理な動作をして開くということはあまりない印象です。) 私金沢が担当した眼 […]

  • 2016年4月11日
  • 2024年7月24日
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まぶた手術併発症の稗粒腫(はいりゅうしゅ)。白い小さなしこりがキズの近くにできます。

こんにちは、金沢です。 まぶたの手術後数カ月の間に傷の近くに白い0.5mmくらいの小さなしこりが顔を出すことがあります。ものもらいやニキビとも違います。 まぶたの術後併発症の一つ。稗粒腫(はいりゅうしゅ)です。 0.5mmくらいの白色のプチっとしたしこりです。薄い皮膚を通して白色の中身(内容物)が透けて見えています。傷から少し離れた部位や切開していない下まぶたの皮膚に生じることもあります。複数現れ […]

  • 2015年10月7日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂手術後の「青あざ」は何日続く?抗血小板薬は休薬すべき?

こんにちは、形成外科専門医の金沢です。 「誰かと喧嘩した?」「転んで顔を打った?」 目に青あざがあると周りの人が心配します。<ruby>眼瞼下垂<rt>がんけんかすい</rt></ruby>手術後の出血の影響で出血斑(青あざ)ができることがあります。青あざもまぶたの手術を躊躇させる要因ですよね。 青あざが出来る要因。対処法。そして、あらかじめ< […]