上野駅を降りて、不忍池のあたりを歩くと、今でも「帰ってきたな」と郷愁に浸ります。
私は文京区の湯島で幼少期を過ごしました。
駅から吐き出される人の流れ。隙間なく立ち並ぶ建物。地下鉄のホームに漂う、むせるような匂い。
一般に郷愁というと、山や川の風景を思い浮かべるのかもしれません。けれど、私にとっては、この人工物に囲まれた景色が原風景です。
現在、東京は大塚駅近くの酒井形成外科で、眼瞼下垂、二重手術、目の上のたるみ、他院手術後の修正などを診療しています。大塚駅から徒歩約1分の場所。
東京に診療場所を置く理由。遠方からでも交通手段を選びやすく、手術後の問題をどこに相談すればよいか分からない方にとって、相談先のひとつになりやすいからです。
東京にしかできないのではなく、東京なら来られる人がいる。
私は、そのように考えています。
東京の外来での診療内容
東京では、主に次のような相談を受けています。
- 他院で受けた二重手術や眼瞼下垂手術の修正
- まぶたの見た目と機能を、両方から検討したい
- 以前の手術後から、開けにくさや内部の違和感が続いている
- もう一度手術を受けるべきか、セカンドオピニオンを聞きたい
修正手術の診察で、最初に考えるのは、
次はどこを切るか
ではありません。
以前の手術によって、何が変わったのか。
どの組織が残っているのか。
何が不足しているのか。
これ以上、何を減らさないほうがよいのか(何を残すべきか)。
そこから考えます。
修正手術では、手術前の状態へは完全には戻せません。厳しい表現で申し訳なく思います。
できることと難しいことを最初に分け、その人にとって現実的な着地点を探し、そしてそれを共有する。それが出発点になります。
酒井形成外科
- アクセス:
- 所在地:東京都豊島区北大塚2-3-1角マンビル2F
主な利用交通手段:JR山手線 大塚駅徒歩 1分
- 所在地:東京都豊島区北大塚2-3-1角マンビル2F
- https://sakai-keisei.gr.jp/
- 03-3576-7788へ「金沢医師の外来を予約したい」とお申し出ください。混み合っていた場合は、かけ直していただけると助かります。
初診ですること
普段のメイクをした状態も参考になりますが、最終的には”素のまぶた”をみせてください。目元のメイクを落とし、カラーコンタクトレンズを外した状態で診察します。
最後に金沢の手で撮影を行います。広いレフ板をお渡しするので胸の前でお盆を持つように水平に持って支えてください。改めて画像をお示しし、自分の視点では気づけないことをご指摘することもあります。
初診日に行うのは、診察、手術適応の判断、手術方法とリスクの説明、費用の見積もりまでです。
その場で手術日を決める必要はありません。
いったん持ち帰り、説明を思い返し、ご自身の生活予定も含めて検討してください。
手術を受ける意思が固まったら、医院へ連絡し、手術日と採血検査の日程を調整します。
迷いが残っている場合は、手術日を決める前にもう一度ご相談ください。(再診には費用がかかります。)
診療日カレンダー
要確認です。
WEBでお問い合わせ
2-3日以内を目処に回答します。迷惑メールに入ってしまう場合もございますので、4日以上返信がない場合は再度お試しください。
LINEでお問い合わせ
2-3日以内を目処に回答します。
診療カレンダー
初診時からフォローアップまで
まずは電話で予約を取得してください。
- 来院(初診手続き)
- 診察
- 手術適応と診断(ここが一番大事)
- 手術の詳細な説明
- お見積もりお渡し
以上が来院日にすること。
手術を受ける意志が固まったら医院へ連絡。スケジュール調整へ。採血検査の案内。
迷いがあったら必ず再相談(有料)を。
来院して手術。会計して帰宅。
手術内容に応じて1−2週間後に抜糸。
原則として、術後1か月、3か月、6か月を目安に経過を確認。
実際の治療例
眼瞼下垂手術
年齢の割に後葉機能が破綻していたケース。真の眼瞼下垂。修復して一年が経過しました。組織切除もせず、組織を移植するなどの足し算もせず、後葉の修復のみにフォーカスを当てる、本人の持つポテンシャルを最大限に引き出すFRMNGコンセプト。
- 皮膚切除なし
- 前葉と後葉のリバランス
- 眼窩脂肪の再配置
- 吊り上げサポート(眉でプルアウト)

【料金】
- 自費診療:550,000円(税込)
他院修正(眼瞼下垂手術)
見た目だけではなく、まぶた内部の違和感が強くて、日常生活もままならない状態。まずは機能を回復することを優先に、かつこれ以上の負担を積み重ねないことを念じ、安全に安全にステップを踏んで修正手術を行いました。
- 新しい二重の谷間の設定
- 挙筋腱膜の再配置
- 皮膚切除はしない
- 吊り上げサポート(眉でプルアウト)

【料金】
- 自費診療:770,000円(税込)
【合併症・リスク】
| 短期的なもの | 腫れ、出血、感染、傷の離開、目の閉じにくさ、視力・乱視の変化、二重の線の乱れ |
| 長期的なもの | 眼脂(めやに)・涙の増加、眩しさ、まぶたの腫れぼったさと赤み、縫合糸の露出、稗粒腫・霰粒腫・硬結、目の違和感・ツッパリ感、皮膚の痺れ・痛み、目立つ瘢痕、低矯正・過矯正 |
| 仕上がりに関するもの | 左右差、眉毛下垂・顔貌の変化、傷の凹凸、まぶたの見かけに対する違和感、再発、皮膚のひずみ、眼瞼痙攣の顕在化・悪化 |
あとがき
冒頭で書いた郷愁について。
雑踏を動く人の群れは、絶え間ない「川の流れ」。 所狭しと立ち並ぶ建物群は、うっそうと茂る「深い森」。 地下鉄特有のあのむせる匂いの中にさえ、あろうことか「新緑の香り」を嗅ぎ取ってしまいます。
人工物の極みのような景色の中にも、わたしの郷愁は存在するんですね。 文京区の湯島で過ごした幼少期。それが、私の原点。
でも変わったこともありました。親に手を引かれて雑踏を行く。視点が親の腰の高さなの。そして地下鉄に降りる階段ひとつ一つが大きかった。だからね、その分見える景色が変わりました。
さて、あなたの原点は、どこにありますか?


