皮膚縫合のこだわり

皮膚縫合

皮膚縫合のこだわり

そう聞くと、「金沢は皮膚縫合に対して思い入れのある手技をもっている」と思われるかもしれませんが、違います。

理想の縫合方法とはなんだろう??と日々思い悩むのです。

皮膚縫合と一言で言っても、、

  • 皮膚へのメスの入れ方による皮膚断面の違い
  • 皮下剥離の仕方(層、広さ、鈍的、鋭的)
  • 真皮縫合のかける深さ(キズの縁からの距離、糸同士の間隔)
  • 糸の太さ・素材、針の形(丸、角、曲率、おおきさ)
  • 皮膚表の縫合の強さ、間隔、バイトの大きさ

世の中には多くの形成外科医がおり、各々が自分流の縫合の仕方をもっています。それぞれにこだわりがあるのです。

特に、教育を受ける医局(教室)により大きく変わります。どの門(もん)を叩いたかで形成外科手技の大雑把な考え方・流れが決まります。

わたしは千葉大学(昭和大学)、名古屋大学系列で形成外科医としての基礎を学んだので、修行した場所で縫い方が大きく変わるということを身を以て体験したのです。

真皮縫合の深さの違いは大きなインパクトでした。さらに表の縫合の強さの違いも。仕上がりの皮膚の盛り上がりも全然違う。

で、一番綺麗に仕上がるのはどれか?仕上がりに影響を与えるのはどの手技、材料か?が一番重要なテーマになるのですよね。

それぞれに一長一短があり、絶対正解がなさそうというのが今の私の結論です。だから私は未だ思い悩むのです。よりベストに近い方法はないかな?と。いろんな先生のやり方を見て、いいところ採りしたいと模索しています。

誤解されているかもしれない、意外な事実

ちょっと怖い表現になりますが、下手な真皮縫合をするくらいなら真皮縫合は無い方がましです。下手な表の縫合をするくらいならテープやホチキスの方がマシです。

細い糸ほど綺麗になるとは限りません。たくさん縫合すれば綺麗になるとは言い切れません。

これ、悲しい現実です。

思いの外形成外科医は井の中の蛙です。自分のやり方が正しいと信じていますが、一歩外に出ると非常識な縫合だったりするのです。

慢心することなく、ブラッシュアップに努めなければいけません。自戒も込めて。

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