眼瞼下垂になるとまぶしくなる。それって逆じゃないの?

いよいよ夏本番。ここ埼玉も熱気の渦に巻き込まれています。日差しが強くてまぶしいですね!

まぶしい!

「眼瞼下垂の時に強く感じていたまぶしさが、術後に改善した」

と聞くことがあります。

マブタが開きやすくなったのに?光が眼にたくさん入りやすくなったのに?

??逆の効果が表れていますね。

そのメカニズムに関して、瞳孔サイズの変化(信州大学の研究)仮説があります。

交感神経が優位になると瞳孔が開き、光がたくさん網膜に届きます。その結果まぶしく感じるのだとか。

 

眼輪筋の筋緊張の変化とか、あるいは大脳レベルでのまぶしさに対する感受性の変化とかも考えられます。

尚、眼瞼下垂症手術では眼球には一切触れません。

不思議ですね。

 

なお、眼瞼けいれんの症状のひとつとしての羞明(しゅうめい)、いわゆる「まぶしさ」があります。こちらの方がまぶしさを感じる度合いが強いです。

関連記事:『眼瞼けいれんの症状、所見、原因、対処法など』

 

 

(2015年7月8日 加筆修正)

 

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