眼瞼下垂手術で、局所麻酔に使う針と麻酔薬

麻酔の針。手前が30ゲージ

こんにちは、金沢です。

形成外科手術の90%は局所麻酔で行われます。

(全身麻酔の時も局所麻酔を併用します。)歯医者さんと同じです。局部麻酔と言われることもあります。

局所麻酔といえば怖いのは痛み。ギュッと手に汗握りますね。

注射の針

写真の一番上から22ゲージ、23ゲージ、30ゲージの注射針です。ゲージは太さの単位です。大きい数字ほど細いです。22,23ゲージは採血に用いられる太さです。30ゲージを局所麻酔の際に使います。30ゲージの針は予防接種の針よりも細いですよ。

緊張するのは皆一緒。コレを乗り越えられればもう大丈夫。

局所麻酔薬

局所麻酔薬として使われるのはリドカイン1%注射薬。神経の興奮を麻痺させて痛みを取ります。

エピネフリン(アドレナリン)が血管収縮薬として添加されています。

  • 局所麻酔薬の作用時間の延長
  • 手術中の出血を抑える

ことが目的です。まぶたは出血しやすい組織ですのでエピネフリン添加が不可欠です。

(2015年10月13日 加筆修正)

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