眼瞼下垂で、初めて受診してから通院のために何日空けておく必要があるか?

カレンダー
目次

眼瞼下垂手術のスケジュール調整

「どのくらいの日数がかかりますか?」

これは初診時の患者さんからよく聞かれる質問です。これはつまり、「実際に来院する日は何日必要か?」という意味です。普段よく話する「ダウンタイム(社会復帰するまでの期間)」とは異なります。

ずばり、「来院する日を最小限にしたい」というのが本音ですね。

社会生活を営む人にとっては「時間」は重要なリソース。あらかじめ準備あるいは覚悟が必要です。

眼瞼下垂の治療を受けるまでと受けてから

いざ、眼瞼下垂治療をしたいと考えだしてから、実際に手術を受けるまで、そして受けてからの流れを示します。

  1. まぶたに興味を持つ。自分が眼瞼下垂症なのでは?と思う。
  2. インターネットで情報収集を行う。(あなたは今ここですね?)
  3. まぶた治療を前向きに検討する。
  4. 相談する病院、医院を探し、治療を相談する医師を決める。
  5. 医院に電話して、診察の予約を取る。
  6. 予約日に医院を訪れ、担当医師の診察を受ける。
  7. 治療の適応がある(手術をすることが望ましい)と判断されたら、治療の内容や経過、リスクについて説明を受ける。
  8. 不明な点があれば質問する。(必要があれば他のクリニックでも相談してみる。)
  9. 健康保険が適用できなければ、料金を確認する。
  10. 医院でスケジュールを相談する。
  11. 必要に応じて採血検査を行う。実際の日の準備(来院時間など)についてオリエンテーションを受ける。
  12. スケジュールに合わせて自分の身の回りの準備(仕事の調整など)を行う。
  13. 当日手術治療。
  14. 一週間後、創部の糸を取る。
  15. (医院による)1ヶ月後、3ヶ月後、半年後に仕上がりの評価

以上です。

実際に病院に足を運ぶ日

医院に足を運ぶ日です。(以下、上の番号とは一致しません)

  1. 初診
  2. 術前検査とオリエンテーション(初診の日に行うこともあります)
  3. 手術
  4. 抜糸
  5. フォローアップ(1ヶ月、3ヶ月、半年)

です。

医院によって多少異なりますが、おおよそこの程度の来院が必要です。

あとがき

なぜ、この記事を作ったかというと、私自身が「某検査をしたい」と思い立ち、真っ先に頭に浮かんだのが「何日かかるかな?」だったからです。自分の知らない世界って何も分からないし、自分の経験から予測することもできないのでもどかしいですね。

メモしておいてね
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

金沢 雄一郎のアバター 金沢 雄一郎 形成外科専門医

医師免許(第400795号)、医学博士。形成外科専門医。大学病院で眼瞼専門外来を設立。2016年からは独立医師に。所属学会:日本形成外科学会、日本美容外科学会。
プロフィールをもっと詳しく

コメント

目次