眼瞼下垂手術を東京都内で受けるなら?こんな医院は要注意

都内で眼瞼下垂治療を提供する医療機関を探す

「眼瞼下垂かな?どこで相談できるかな?」

ここからの道のりが長いのが眼瞼下垂治療です。

「眼瞼下垂」「東京都内」

で検索すると、数多の医院のホームページや医院紹介のまとめサイトがラインアップされていました。

さすが、東京。これだけあると迷いますね。

クリックする前から広告くささを感じて退いてしまいます。

とは言え、何を基準に選んだら良いのか分かりませんよね。

結論から申し上げると、全く手がかりがなければ、まずはどこでも良いです。web上で情報を収拾するには限界(嘘や誇張、学歴ロンダリングなど)があるので、まずは実際に担当医師に会って話をしてみることです。

学歴ロンダリング:卒業大学を隠し、より権威のある大学院(大学入学より簡単に入れる)を卒業してこれを最終学歴とすること

そして、「相性が良さそう」「信頼できそう」と感じられればお任せしましょう。

実は「相性」はとても大事。

「この医師なら任せられる」「多少のトラブルが生じても一緒に対処していける」と感じられれば大丈夫。

しかし、「合わなそう」と感じたらどんなに合理的な話がされても一旦は退散しましょう。

もう一点アドバイスがあるとすれば、「眼瞼下垂手術は簡単」と言われたら退散🏃‍♂️することです。ここ重要。簡単だと思って挑むと痛い目を見ます。

酒井形成外科とヴェリテクリニック銀座

さて、私個人が提供できる情報は2つの医療機関、「酒井形成外科」と「ヴェリテクリニック銀座」です。その特徴を医師の立場から個人的に感じることをお話しします。アクセスとか設備などは本家ホームページに譲ります。

いずれの医療機関も複数の医師が常駐しています。これ、私個人としては非常に大きな要素と考えます。

複数の医師がいることのメリット

情報を共有できることです。私が出向く日の酒井形成外科は酒井倫明院長と王子富登先生ヴェリテクリニックでは三苫葉子先生と李政秀先生。いつもまぶたの議論をしています。

「何か新しいことあった?」「新しい情報ありませんか?」「こんなので苦労していて…」

これらが口癖のように会話が始まるのです。眼瞼形成は外科医にとって常に悩みのタネです。少しでも新しい考えや経験、学術情報を得たいと思っているのです。

「あそこのクリニックはこんな仕上がりですよね」「こんなトラブルケースを見ました」

といったレアな情報も共有されます。学会や論文にならない(できない)情報です。本音で話し合うことができます。学会場ではビックマウスの人が場の空気をさらってしまいますが、この場ではそのようなことがありません。

情報の共有はプライスレス。眼瞼治療を続ける限り情報の共有は継続されるべきです。

だから、「一人で勤務してくれないか?」と頼まれたら、私自身の回答は「No」なんですね。

酒井形成外科とヴェリテクリニック との違いは?

医師が違えば、考え方も違います。しかし、俯瞰して見れば、眼瞼に関しては皆熟練した技術、知識を持っています。(驚かれるかもしれませんが、眼瞼下垂症手術を大病院などで受けようとすると、年に数例しか執刀しないような医師に当たることもあるのです。)

手術器械に大差はありません。スペシャルな高度医療機器は必要としません。マジカルな縫合糸など存在しません。愚直に腕で差がつく世界です。

しかし、あえて違いがあるとすれば、ヴェリテクリニックは鎮静に対応していることです。私自身、内視鏡カメラで鎮静を体験しましたが、確かに楽でした。しかし、鎮静なしでも十分可能なのが眼瞼の手術です。実際は色々雑談しながら進んでいきます。

もうひとつ違いがありました。それは酒井形成外科は健康保険の治療も対応している点です。「明らかに病的で、見かけより機能回復が優先される」と判断されれば健康保険を適用できます。

余談ですが、どちらのクリニックも眉下切開(自費治療)に対応しています。

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提携医療機関

 

いずれにせよ、実際に会ってみてください。「相性」が合わなければ退散しましょう。

追記

ホームぺージを見ると「誇大な表現が気になる」というのはありますね。しかし、これは医師個人の思惑とは異なる場合もあります。医療機関を運営するにあたって、コンサルタントや、ホームページ運用の業者さんがウェブを担当する場合もあります。その結果、誇大な表現になる可能性もあるのです。

だから、医師自身は別の意見を持っている場合もあり、やはり医師の本当の姿は会ってみないと分からないのです。

 

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