眼瞼下垂手術後にまぶたを打撲して傷がパックリ離開した…

眼瞼下垂術前術後の写真。術前と術後9ヶ月。どちらのまぶたがトラブルにあったか分かりますか?

手術後の縫合した場所を愛護的にケアするのは当然。しかし、うっかりミスもありますよね。今回は手術4日目に不遇なアクシデントに見舞われました…

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縫合した傷が抜糸の前に開いてしまうトラブルの原因

あらゆる手術において、縫合した傷が開いたと聞いたら、

  • 転んだ
  • ぶつけた

事によるものがほとんどです。加速のつく衝撃に、縫合した糸や皮膚は耐えきれません。(意外にも、無理な動作をして開くということはあまりない印象です。)

私金沢が担当した眼瞼下垂症手術の患者さんで、傷が開いた方は今までにふたり。

一人は転倒。一人は打撲。

今回は写真使用を同意いただけた方を紹介します。

手術4日目にまぶたを打撲した…

「ドキッ—!」

抜糸の日(手術1週間後)に来院した患者さん。お顔を拝見したら左眼の周りに内出血の痕が。

彼「(手術4日目)車のリアドアを開けて荷の積み下ろしをしている時に、ドアが重力で降りてきて、モロに顔にぶつかりました…」

ポタリと出血したそう。

しょげて、げんなり落ち込んでいます。

傷が開いていました。(一番下に写真掲載)。うーん悲しい。でも患者さんはもっと悲しいはず。

「手術後翌日からは普段通りお買い物にお出かけしてもいいよ」とお話ししている私も反省…

再縫合処置を行いました。腱膜固定の糸は健在で、外れていなかったのは幸いでした。

左の腫れは遅れてひいていきましたが、2ヶ月もすると左右差は目立たなくなりました。

「どちらの目をぶつけましたっけ?」

外来で彼に聞きました。

彼「?どっちだったかな?あれ?右?忘れました〜」

月日はトラブルを忘れさせてくれました。まぶたの傷の治りの良さに感謝です。

眼瞼下垂術前と術後9ヶ月の写真。どちらのまぶたがトラブルにあったか分かりますか?
術前と術後9ヶ月です。どちらのまぶたがトラブルにあったか分かりますか?

とはいえ、打撲直後は本当に凹みますよね。特に術後1週間は気をつけましょう!

痛々しい画像を供覧します。

*ご覧になりたい方のみクリックして大きい画像でご覧ください。

眼瞼下垂術後1週間。痛々しい画像です。クリックすると大きくなります。
痛々しい画像です。クリックすると大きくなります。

私にとって大変貴重な経験となりました。そして、皆様と情報共有できるよう患者様のご協力を得られたことを大変幸運に思います。

ご協力ありがとうございました。

費用は健康保険適用で5万円(3割負担)。

※初診料、再診料、処方薬代などは別途かかります。

※保険適用手術は視機能の改善を目的とするものであり、美容的な仕上がりを保証するものではありません。

短期的なもの腫れ、出血、感染、傷の離開、目の閉じにくさ、視力・乱視の変化、二重の線の乱れ
長期的なもの眼脂(めやに)・涙の増加、眩しさ、まぶたの腫れぼったさと赤み、縫合糸の露出、稗粒腫・霰粒腫・硬結、目の違和感・ツッパリ感、皮膚の痺れ・痛み、目立つ瘢痕、低矯正・過矯正
仕上がりに関するもの左右差、眉毛下垂・顔貌の変化、傷の凹凸、まぶたの見かけに対する違和感、再発、皮膚のひずみ、眼瞼痙攣の顕在化・悪化
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