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  • 2019年6月21日
  • 2025年5月8日
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過大開瞼を修正|思い通りにならない眼瞼下垂の他院修正

ここでいう「他院修正」とは、他院もしくは他の医師が執刀した手術後患者さんの「修正手術」を意味します。 他の医師が執刀した手術の修正を担当することは、多くの医師が敬遠します。その理由はかつて以下の記事で述べました。 理由として、 「瘢痕組織を剥離(さばく)するのが難しい」 「前の手術までに何がなされているのかが分からない(開けてみるまで分からない)」 というものでした。 つまり、言い換えると 「結果 […]

  • 2019年5月31日
  • 2025年5月8日
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後葉の眼瞼下垂は、真の眼瞼下垂。前葉の下垂(たるみ)との違いを解説

「眼瞼下垂手術ってこの皮膚をピッと切り取るんでしょう?」 こんな風に理解している人も多いはず。 結論から言うと、まったくの大間違いです。 本当の(真の)眼瞼下垂患者さんを2人お見せします。皮膚切除は必須でない事がわかりますよ。 まぶたって薄っぺらい組織に見えますが、厚みがあり、層構造があります。どのレイヤ(層)が破綻しているかで、治療方法が異なります。 まぶたには厚み(前葉と後葉)がある 前葉(a […]

  • 2019年5月17日
  • 2025年5月8日
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眼瞼下垂になると顎を突き出すようになる。そして豚鼻になる…

「顎を突き出してモノを見る」 これは眼瞼下垂症チェックリスト項目のひとつです。 まぶたが下がってくると(眼瞼下垂)、視野の上半分が欠けてきます。そこで、視線を落とした状態(下目使い)で、顎を突き出すと、また視野が回復します。 テレビを見る時、車を運転する時、いつの間にかこのような姿勢になっているのです。この時、首の後ろの筋肉も緊張しており、首コリの原因にもなります。 とはいえ、無意識にこのような姿 […]

  • 2019年4月26日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂で確認すべきこと。前葉の下垂か?それとも後葉の下垂か?

私が眼瞼下垂患者さんを見る時、「前葉の下垂か、後葉の下垂か」を瞬時に判断します。 まぶたには厚み(前葉と後葉)がある 前葉(anterior lamella)は、皮膚と眼輪筋。後葉(posterior lamella)は瞼板、眼瞼挙筋、ミュラー筋、瞼結膜が含まれます。 いわゆる腱膜性(退行性)眼瞼下垂は、後葉の下垂です。これは真の眼瞼下垂。対して、前葉のみの下垂は偽性眼瞼下垂(眼瞼皮膚弛緩症、ひと […]

  • 2019年2月1日
  • 2025年5月8日
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「下まぶたの逆さまつげ」の手術の傷跡はしばらく赤くなります

手術で皮膚を切ると、”きずあと”ができます。そしてしばらく硬く、赤くなります。すべての部位の皮膚で、切開した傷は例外なく赤く硬くなる時期があります。 半年から1年程度経て、もとの肌色と柔らかさを取り戻していくのです(傷は残ります)。 傷が治るプロセスで起こる反応 傷が治るプロセスで、コラーゲンの塊が形成されます。組織を修復する細胞たちが集まってくるのです。足場が建設されて、 […]

  • 2019年1月25日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂術後の異和感(違和感)

こんにちは、形成外科専門医の金沢です。 「まぶたが外へひっくり返る感じがするんです」 そう言って、他院で眼瞼下垂の手術を受けた患者さんが来院しました。 見てみると、外見上は何の問題もなさそうです。 修正手術に挑みました。一体彼女に何が起きていたのでしょうか? まぶた手術後の、まぶたの変な感じ まぶたって感覚的にもとてもナイーブな組織。まぶたの手術後に傷のツッパリ感とか、感覚の鈍さ、知覚過敏などなど […]

  • 2019年1月4日
  • 2025年4月15日
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眼瞼下垂手術でパッチリ大きな目に仕上げない理由

眼瞼下垂の手術をするなら…… 名無し せっかくだから元気な目にしたい!もっともっと大きな目にしたい! 私の回答は「No」です。 それはなぜか? 眼瞼下垂の手術の後に「目のツッパリ感」を感じる人がいるからです。他院で治療を受けた患者さんから相談を受けることが多いのです。 眼瞼下垂症手術では目を大きくしすぎないように注意 まぶたが開かれる時、綱引きが起きている まぶたを開く時、眼瞼挙筋が収縮してまぶた […]

  • 2018年12月28日
  • 2025年5月8日
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🏥下まぶたの眼瞼内反(逆さまつ毛)

右目尻に「白いスジ」ができていますよ。 何が起きているのでしょう?ヒントは患者さんのコメント。 患者さん 涙が常にうるうるしているんです 目尻に涙がたまり、その涙が目尻に流れて蒸発し、白いスジを作っていたのです。 診断は「下眼瞼内反症」(かがんけんないはんしょう) 逆さまつげが目の表面を刺激し、ゴロゴロします。その異物感に対して、カラダは涙を多く分泌して目を守ろうとします。 放置すると目の表面を傷 […]

  • 2018年11月2日
  • 2025年5月8日
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まゆのアートメークを直しつつまぶたを持ち上げる手術|眉下切開

「まぶたの手術って二重になるんでしょ?ふたえの線で切るんでしょう?」 そのとおり、まぶたの手術ではふたえの線で切開することが多いです。しかし、近頃は眉下を切開してまぶたを持ち上げる手術も普及してきました。 上眼瞼リフト、眉下切開、眉下皮膚切除 眉下の皮膚を取り除くことでまぶたのたるみを解消します。まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)はしっかり働いて機能しているのに、まぶたの前葉(皮膚と眼輪筋)が持ち […]

  • 2018年10月26日
  • 2025年5月6日
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ホルネル症候群の眼瞼下垂

「胸の手術をしたらまぶたが片方だけ下がってしまいました。これって治せるのでしょうか?担当医に相談しても反応がいまひとつ得られないのです 😥」 ※患者会の案内は最後に↓ ホルネル症候群の眼瞼下垂に対する治療 ホルネル症候群(Horner’s syndrome)は、首の交感神経の経路が遮断されておこる病態です。症状は、遮断された側(右もしくは左)の 眼瞼下垂 瞳孔が小さい 顔の発汗が少ない […]