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眼瞼下垂・眼瞼形成

  • 2021年6月14日
  • 2024年7月24日
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目頭部分のふたえのカタチはLet it Go

目頭の二重ラインのカタチ 平行型 末広型 二股ライン型 色々あります。 しかも動きの中でもそのカタチは変化し、見る角度からでも変わります。 色んな表情をするのが目頭。 ここを手術でうまいこと作ろうというのが実は難しいことってご存知でしたか? だから、「平行型がいいです!」と言われてもそれを約束できない世界なのです。 無情です。 「切開した線で二重の谷間になってくれる」って思っていませんか? 実は違 […]

  • 2021年4月16日
  • 2024年7月24日
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先天性眼瞼下垂症の治療とその効果の限界、費用について

先天性眼瞼下垂症せんてんせいがんけんかすいしょう。 「先天性」とは「生まれつき」という意味。 まぶたを引っ張り持ち上げる眼瞼挙筋が動かないことが原因。 一般的に行われる眼瞼下垂手術では眼瞼挙筋がんけんきょきんを利用します。しかし先天性眼瞼下垂の場合はこの術式では治療が難しいのです。 なぜ難しいのでしょうか? 先天性眼瞼下垂症とは 病理 眼瞼挙筋が動きません。その原因は、 筋肉の形成不全 筋肉の欠損 […]

  • 2021年3月30日
  • 2024年7月24日
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眼輪筋の役割とそのトラブル

目を開く(まぶたを持ち上げる)筋肉があれば、目を閉じる筋肉があります。 それが「眼輪筋(がんりんきん)」 まぶたのメインの筋肉なのです。眼瞼挙筋はまぶたというよりは眼窩内の筋肉。 目を閉じること(閉瞼(へいけん))は、 まぶたの役割としてもっとも優先されるべき機能です。 露出した眼球を守るためです。もしまぶたがなかったら眼球は損傷して失明します。 今回はそんな大事な役割をする眼輪筋の姿を追っていき […]

  • 2021年2月19日
  • 2024年7月24日
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まぶた手術後の違和感

まぶたの手術後に現れる違和感 二重全切開+ROOF切除+眼瞼下垂の手術を受け3ヶ月になりますが、術後1ヶ月を過ぎたあたりから眉間やその少し上の額付近(鼻根筋、皺眉筋?)がつっぱったような症状が発生しました。 さらに同じ頃から両目とも強いつっぱり感が現れ、上を向くことは不可能で正面をずっと見続けることも難しい状態が続いています。伏し目がちに過ごす日々が続いています。 また、眉間が凝る、上方視、正面視 […]

  • 2021年2月6日
  • 2024年7月24日
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【上まぶたの逆さまつ毛(内反症)】その問題点と治療方法。手術の問題点と費用

上まぶたの逆さまつ毛。 目がゴロゴロします。まつ毛が目の表面にガサガサあたるからです。 まずは写真をご覧ください。 上のまつ毛が目の表面に向けてニョキニョキ伸びています。 まつ毛の硬い先端が目の表面(角膜)をツンツンつついて傷をつけてしまいます。 それだけでなく、まぶたの肌や内部、視力にまで悪影響を及ぼします。 今回は3人のモデルさんとともに「逆さまつ毛」の対処法を解説します。 上まぶたの逆さまつ […]

  • 2021年1月29日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂治療のことを学べるオススメYouTube動画

「眼瞼下垂っていったい何?」 「がんけんかすい」ということば自体、馴染みがありませんよね。 そんな人に3人の形成外科医のYouTube動画を紹介します。 これを見れば、「眼瞼下垂とは何か?」「治療を選ぶにあたって悩むこと」などがざっくり解決します。 眼瞼下垂治療を検討している人向け動画 「わかりやすさ」、「客観性」、「利益誘導型でないこと」を基準に金沢が選びました。 視点がそれぞれまったく違うが故 […]

  • 2020年12月25日
  • 2024年7月24日
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眉への吊り上げ法。眼瞼下垂手術後の予定外線予防のために

「ふたえの谷間の高さが予定外のところにできてしまう」 まぶたの手術でよく起こる併発症です。 これを予防もしくは修正するときに用いる手技が「眉への吊り上げ(プルアウト法)」。 本記事では具体的な手技とその経過、課題などをまとめました。最後に吊り上げ中の動画もご覧になれます。 ふたえの谷間を狙った位置につくる 「眉毛吊り上げ」 「まゆへの吊り上げ」 などとも呼ばれます。 いったい何を吊り上げるのでしょ […]

  • 2020年12月10日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂手術で失明…

「眼瞼下垂症がんけんかすいしょう手術で失明するトラブルはあるのか?」 眼球の近くの手術だけに心配ですよね。 「眼瞼下垂手術の出血で失明を起こすリスクがある」 このように形成外科医は教育されています。 日本では年間に2万人以上が眼瞼下垂手術を受けています。しかし、「失明した」という話を聞きません。 本当に失明を起こすことはあるのでしょうか? 実は… … 文献的には… 「ある」のです。 まぶたの手術で […]

  • 2020年11月30日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂術後の物の見えにくさの原因|チェックリガメント仮説、プリー仮説

「片目ずつならちゃんと見えるのに、両目だと見えない」 「歩いていると乗り物酔いのような感覚に」 眼瞼下垂手術直後に両眼視が難しくなるのを感じた患者さんがいました。 なぜそのようなことが起きたのでしょうか? … それは、 眼球および外眼筋は線維性結合組織で支えられているからです。 チェックリガメント仮説 眼球は眼窩と呼ばれるソケットの中に浮いています。 眼球はソケットの壁にぶつかったりしませんね。 […]

  • 2020年10月3日
  • 2024年7月24日
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眼瞼下垂手術でたるみとりは必須か?治療の本質を見落とさないことが大事

眼瞼下垂手術における皮膚のたるみ切除は必ずしも必要ではない 眼瞼下垂手術の目的。それはまぶたの中身のエラーを修復し、視野を広げること。まぶたを持ち上げやすくすること。 まぶたのエラーとは眼瞼挙筋がうまく機能しないことです。その結果、まぶたが持ち上がりません。 例えると、 テニスをしていて足首のアキレス腱が切れてしまい、爪先立ちできない状態です。 この時の治療の目的は何でしょう? それはアキレス腱が […]